前回は『
デザインのひきだし21』の第1特集のみのご紹介で終わってしまいましたが、続いて他の記事をご紹介。
まずは巻末特集。今回は3Dプリンター特集です。
「何だかおもしろそう? 自分の仕事にどう関わる? 3Dプリンターはじめの一歩」
3Dプリンターの大基本、造形方式や素材、データ作成方法の解説のほか、デザイナーの祖父江慎さんと名久井直子さんが「はじめてのフィギュアづくり」に挑んだり…

(なんと、ミニ祖父江さんとミニ名久井さんを作成!)
…箔押しの版や活字などを3Dプリンターで出力して、実際に使えるのか実験してみています。
続いて、連載記事。
「もじ部」では1937年生まれのタイプデザイナー、マシュー・カーターさんが登場。

スクリプト体のデザインや、Verdana、Georgiaといったスクリーン用フォントと印刷用フォントについてなど、参加者のさまざまな疑問にお答えいただいています。
「本づくりの匠たち」では、最大A4サイズまで対応可能なブッシュ抜き加工会社、成貢紙工を名久井さんが訪問。

抜きの限界に挑んだ、すごい試作品も登場!
佐藤直樹さんの「直撃」シリーズでは、宇川直宏さんを直撃!

最近復刻された柴田錬三郎/横尾忠則著の稀覯本『絵草紙 うろつき夜太』のデザインについて語っていただいています。
「名工の肖像」は漆紙職人の方にインタビュー。

漆紙とは、賞状ケースの黒い爬虫類革柄の紙など、漆器のような艶をもつ加工を施された紙。スカイツリーのふもとでこの紙をつくり続ける岡田さんにお話をうかがいました。
「祖父江慎の実験だもの」では、透明シートにコールドフォイル印刷で箔加工に挑戦!
透明シートに印刷するということは、印刷した裏側が見えるということ。なおかつ、白インキや箔を用いると、表からと裏からで違う絵柄ができる。ということで、今回印刷してみたのは…
表。
裏。

…ガチャピンの骨格標本でした!
(全貌は誌面をご覧ください!)
こんなふうになっているのか〜。
「海外の現場から」では、話題の映画「世界一美しい本を作る男」のゲルハト・シュタイデルが世界でも最高の製本所と信頼を置く「ケーゼル」が登場。その製本現場を取材してきました。
そして、「編集部注目PICK UP!」では竹尾の新しい紙「クラッシュGA-FS」を、全7色実物綴じ込みとともにご紹介。クラッシュは、素材を粉砕して混ぜ込んだ、風合いのある紙。混ぜ込まれているのはとうもろこしや柑橘類、アーモンドなど。

すてきな紙なので、ぜひ実物に触れてみてください。
……などなど、まだすべては紹介しきれていませんが、連載記事も盛りだくさんになっています。『デザインのひきだし21』、どうぞよろしくお願いします!
次回は、小宮山博史さん、藤田重信さん、鳥海修さん、小林章さん、祖父江慎さんという豪華な顔ぶれの座談会を収録した付録小冊子についてご紹介します。