新年あけましておめでとうございます。
今年も日々精進して、少しでもいい本をつくるべく頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて、本日から弊社は仕事始め。例年は5日からなのですが、営業日数の関係上、今年は本日からと相成りました。世間では明日からという会社もけっこうあるようで、通勤電車の中も、今日はまだ空いていました。いつもこのくらいなら楽なのに……。
『デザインのひきだし』の年賀状は、何とか昨年投函しました(といっても、大晦日になってしまいましたが)。昨日、今日あたり、皆様のお手元に届いているのではないかと思います(といっても、名刺交換させていただいている方のみですが)。
昨年は、
シール号のひきだしの表紙が、ヤレがたくさん出ていたので(シールになった表紙なので、通常よりヤレが多くなりました)、それをハガキサイズに断裁し、ナンバリング打ち抜き機で2010を打ち抜き、年賀状と致しました。
今年は
『デザインのひきだし12』(2月上旬発売予定です)の特集「なんでこんなにワクワクするの? 抜いたり折ったり貼ったり、紙の加工をもっと知る」に併せて、紙の型抜き加工を貼り合わせを使用し、「紙の知恵の輪」年賀状をつくってもらいました(ちなみに、私が考えたわけではなく、ある紙工会社さんがしくみを考えて加工してくれたものです。詳しくはひきだし12に掲載しますので、お楽しみに!)。
お送りできなかった方、または届いたけどどういうしくみなのかわからない、という方のために、簡単ですが、以下に解説を。
①まず、届いた年賀状の宛名ラベルを剥がします。これは「再剥離タイプ」(貼って剥がしてまた貼れるもの。詳しくは「
デザインのひきだし8」をご覧下さい)のラベルなので、きれいに剥がすことができます。
②ラベルを剥がすとこのような状態になるので、左右の端を両手で持って、軽くひねってみて下さい。そうすると、切れ目の入ったところからバラバラになります。
③手でひねってもうまく分かれない場合は、下図の赤い点部分を押し、白い点部分を上に持ち上げてみて下さい。すると、バリバリっと紙がはがれます。特に端っこの方は、郵送時にバラバラにならないようにしっかり糊が入っているものもありますが、そこは気にせず、バリバリ剥がして下さい。
④すると、このように6つの輪が繋がった、紙の鎖のような状態になります。
⑤これを元通りのハガキの状態に戻せるか、知恵の輪の要領で組み立ててみて下さい。
こんな感じなのですが、いかがでしょうか? またちょっとあまりがありますので、欲しいかたがいらっしゃれば、hikidashi@graphicsha.co.jpまで送付先をお知らせください。
それでは、今年もどうぞよろしくお願い致します!