『デザインのひきだし10』、出荷が始まります。今回は「クッション紙」というふわふわな紙に活版で3色刷り(といっても、1色は透明のメジウムです)した表紙。早く書店店頭でみなさんにご覧頂きたいです。
さてさて、そんなひきだし10ですが、表紙はもちろん、凸版、活版印刷でつくっています(バーコードは、今回の紙がかなりにじむ可能性があったので、シールで貼っています)。そしてもちろん、誌面でご紹介しているさまざまな「活版トライアル」も、その実際の活版、凸版印刷物がすべて実物綴じ込み! これ、見てるとホントにいろいろつくりたくなって、ワクワクしますよ。
そして、それ以外にも、佐々木活字店さんの「書体見本」が凸版で刷られて綴じ込まれています。これも見てるだけでうっとり。実際にどれも販売されている活字書体なんですよ。
その他にもお役立ち綴じ込みが、こちら。
写真だとよくわからないと思いますが、活版印刷で樹脂や金属などの凸版を使ってする際に便利な、印刷チャート見本です。これは175線〜45線まで、線数を変えた写真やスミ網、文字、太さの異なる罫線などを、コート紙と上質紙に刷った見本。これがあれば、実際に自分がお願いしたいときに、どのくらいの粗さで製版してもらえばいいのかが一目でわかります。
そしてそして、上記以外にも実は活版印刷されたページがあるんです。それは実際に誌面を見て探してみて下さい。きっと「あっ、ここ活版だ!」と思うページがあるはずですよ〜。