『デザインのひきだし9』は、ただいま印刷を終え、本文、表紙も製本会社へ入っています。実物サンプルはもう既に製本会社で、断裁→丁合→糊付が済んでいる状態。いよいよラストスパートといった気配です。
で、それと同時に編集部で行う作業として、告知用「ポスターづくり」というものがあります。これは、書店や学校で見かけた方はご存知だと思いますが、ひきだしの表紙を、束見本と同じサイズに切り出した発泡スチロールに貼り付けて、ダミー本をつくります。それを別刷りしているB3サイズのポスターに貼り付けているというもの。
ひきだしの表紙はいつも特殊印刷/加工をしているため、それをポスターで印刷再現するのはむずかしいのと、ポスターにお金をかけられない、という両方の事情から、表紙の残りを製本会社からもらい、それを編集部で発泡スチロールに両面テープで貼り付けています。200枚強を総額15000円くらいでつくるための、内職作業。
それを今日、社内で行っているのですが、作業中の河村隊員が「すごい、金塊みたいだよー」との声。打ち合わせが終わって見てみると、おおおおおー、これは神々しい!

いやぁ、やはり金の紙ってすごいなぁ。
ちなみにマスクをしているのは、発泡スチロールの切りカスを吸い込まないため。こうして毎号作業しているおかげで、様々な作業テクニックが生まれております(笑)。