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デザインのひきだし・制作日記

dhikidashi.exblog.jp

名古屋でのアルバイト急募

※以下の募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

デザインのひきだし編集部では、7月29日(金)、30日(土)の2日間、名古屋でアルバイトをしてくださるかたを募集しています。どうしても手が足りない作業があり、以下の日程・条件でアルバイトに来てくださる方がいらっしゃれば、ぜひご応募いただければ助かります。

●アルバイト募集要項
日時:2022年7月29日(金)〜30日(土)2日間のみ 10時〜18時
  (1時間お昼休憩含む。実労7時間)
場所:名古屋市熱田区(詳細は決まった方にご連絡します)
仕事内容:物撮りの補助作業(特別な知識や経験は不要です)
給与:日給1万2000円+交通費実費
募集人数:1名
応募資格:年齢性別学歴不問。指示に従って、紙を持ったりそれを移動したり押さえてもらったりといった簡単な作業です。
応募期間:2022年7月22日〜25日(早期終了の可能性あり)
応募方法:お名前、ご住所、お電話番号、年齢を書いたメールを、hikidashi@graphicsha.co.jpまでお送りください(件名は「デザインのひきだしアルバイト募集」でお願いします)。お仕事をお願いする方にのみ、折り返しこちらよりご連絡いたします。
注意事項:屋内作業時はマスクの着用をお願いしたします。
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お力お貸しいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募ください。どうぞよろしくお願いいたします。

# by design_hikidashi | 2022-07-22 14:23

連載記事も盛りだくさん!『デザインのひきだし44』

「ひきトッツォ」「紙トッツォ」と呼ばれ、その厚みを話題にしていただいている『デザインのひきだし44』(ありがとうございます!)。板紙・厚紙特集はもちろん、連載記事も力を入れてつくっていますよ。今回は連載のなかから、雪が担当する連載2本の内容をご紹介。

まずは「もじモジ探偵団」。
街や生活のなかで見かけた「気になる文字」を、アイアイ探偵と助手のネコくんが調べてレポートする本連載、今回のテーマはこれです。
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そう、「ボンタンアメ」。おそらくだれもが一度は目にしたことがあるロングセラーのお菓子です。誕生からまもなく100年。変わらぬデザインで愛され続けている「ボンタンアメ」は、いつどうやって生まれたのでしょうか。どこかなつかしい「ボンタンアメ」の文字やパッケージデザインは、どのように生まれ、現在に至るまでどのように育まれてきたのでしょうか。もじモジ探偵団がその変遷に迫ります。
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そしてもう一つの連載「名工の肖像」
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こちらには、三省堂印刷で活字組版の時代から辞書組版に取り組んでこられた、中山茂さんが登場。活字組版から電算写植に移行した際のお話もうかがっています。今回も写真家・池田晶紀さんによるポートレートが最高です。

取材に同行いただいた、三省堂辞書編集部Oさんによるコメントを少しご紹介しましょう。
「見やすく使いやすい辞書をつくるため、三省堂の辞書編集部は見本組の段階(紙面のレイアウトを決める)をとても大切にしています。それも三省堂印刷・中山さんに教えていただいたおかげ。三省堂の辞書は『なんとなく見やすい』。それくらいの印象かもしれません。実はそれは活字の時代からの経験に裏打ちされたものであり、とてもとても大切にしていることだったのです」

「名工の肖像」の記事では、その「活字の時代からの経験」がどのようなものだったのか、中山さんがどんなふうに「見やすく使いやすい辞書組版」を身につけたのかについてうかがっています。

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最初は活字鋳造に配属されたという中山さん。どんな順番で鋳造を学んでいったのかのお話も「なるほど」の連続でした。

そんなわけで『デザインのひきだし44』、その他の連載記事も充実しています!

【その他の連載記事】

実物付録つき! 祖父江慎の実験だもの「 水性ニス」に挑戦!」/こだわりのある紙モノ・刷りモノ店へ かみの工作所・福永紙工が運営「TAKEOFF-SITE」/本づくりの匠たち[折り・製本加工/篠原紙工]/大島依提亜の偏愛文字デザイン[第2 回 リメイク版のロゴデザイン]/◯◯のデザインを考える[第9 回 谷内六郎からのデザインを考える]ほか

書店にはまだまだ並んでいます。みなさまぜひ、よろしくお願いいたします!






# by design_hikidashi | 2021-10-19 09:48 | ただいま制作中!

デザインのひきだし/フリーランスライター募集

『デザインのひきだし』に掲載する印刷や紙の現場の取材、デザイナーの方へのインタビュー。こうした取材をし、原稿を書いてくださるフリーランスライターの方を募集します。

・印刷や紙の現場の取材をしたことがある。グラフィックデザイナーへの取材をしたことがある。

・そこまで印刷や紙、デザインについては詳しくないが、取材と文章執筆が経験豊富だ。

・印刷や紙、デザインについてそこまで詳しくないが興味があり勉強中で、ライター経験もある。

上記のどれかに当てはまる方で、記事単位で仕事をお願いできる方がいらっしゃれば、まずはメールにて hikidashi@graphicsha.co.jp までご連絡ください。
その際に以下をメールにご記載ください。

お名前
ご年齢
居住地(都道府県)
今までのライターとしての代表的な仕事

ライターとしての代表的な仕事は、紙媒体の場合はできれば記事PDFやサンプル原稿等、内容が読めるものをお送りください。難しい場合は、なんという媒体のいつの号に、どんなことを書いたかをご教示ください。
Web媒体の場合は掲載URLをお知らせください。

メールいただいた方には、実際にお仕事をお願いする/しないにかかわらず、こちらよりお返事いたします。またすぐにはお願いできるチャンスがなくても、ひきだしが続く限り、そういった仕事は多数ありますので、その時期にまた改めてご連絡させていただきます。

お仕事お願いする場合には、具体的な仕事の打診時に、だいたいの文章量、執筆料をお知らせいたします。

ご応募、どうぞよろしくお願いいたします。




# by design_hikidashi | 2021-10-13 11:43 | その他

『デザインのひきだし44』、特集は「板紙・厚紙と、そのかっこいい使い方」

ダンベルがわりにひきだしを。いや嘘です。不謹慎ですみません。

付録をはさんだ本誌の厚みは7cm、重さは1.5kgほど。なぜこんなに分厚く、そして重くなったのかというと、特集が「板紙・厚紙」をテーマにしているからです。なるべくたくさん、実物サンプルをつけることで、実際に手にとってみないとわからない、板紙や厚紙の良さを知っていただいて、仕事や自分でつくる紙ものに役立てていただきたいなと思った次第です。各製紙メーカーや販売会社のご協力と、それを1枚ずつ丁合して、図書印刷の製本機の限界の厚み(5cm)まで挑戦して製本してくださった図書印刷のみなさまのおかげです。

というわけで早い書店では先週から並び始めた『デザインのひきだし44』を紹介させていただきます。

まずは表紙から。今回の特集テーマに合わせて、表紙は610g/㎡、厚み約1mmという、B5サイズの表紙には通常使われないくらい分厚い、「アートボール ナチュール」を使っています。これはヨーロッパから輸入された色板紙で、原料由来のチリが見えたり、あまり潰されていないバルキーな質感もよく、色もビビッドと、三拍子揃った(?)私の大好きな板紙なのです。

アートボール ナチュールは6色あるのですが、その中からオリーブ、ルビー、オレンジの3色を使いました。

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この分厚く嵩高な板紙に、コスモテックで加熱空押しをしてもらい、印刷はなし! 表4部分の細かい文字までがっつり押していただきました。

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実際の加工については、コスモテックの前田さんがnoteに書いてくださっていますので、ぜひご覧ください。
求めていた質感を出すために、2万回、手作業で霧吹きで水を吹き付けながらの加工をしてもらうという、悪魔のようなことをおねがいしてしまいました……。

表紙の紙が厚すぎると、当然ながら硬くてめくりにくくなる。そこで、ロゴや文字などの加熱空押し加工をするときに、同時に表紙に2cm間隔の縦スジも押してもらっています。これがあることで紙が折れやすくなり、お風呂のふたみたいにちょっとしなやかになるだろうという計算からです。

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実際に、思ったより結構しなやかにまがります。

挟まっている付録は特集テーマの「板紙・厚紙」の実物サンプルを109枚とじ込んだ、板紙・厚紙サンプルBOOKというものです。製本をしてもらっている図書印刷で、製本機でつくれる最大の厚みが50mmまでということで、ギリギリその厚みにおさまるように計算して、入れるサンプル板紙を決めました。

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それに加えて、シート状の板紙なども付録しているため、本誌にこの付録をギュッと挟むと、厚さ70mm、重さ1.5kgになってしまったというわけでした。

109枚の板紙、見たことがないというものも、きっと多いのではと思います。ぜひ質感や色味、硬さなど、実物を見て確認してください。ちなみに厚紙なので1枚がけっこう硬いので、本を開くとバキッと背が割れてしまうのでは……と心配なさる方もいらっしゃると思います。でも大丈夫。この「板紙・厚紙サンプルBOOK」はPURという非常に強固な糊を使っていますので、しっかり開いてもこわれません。
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この「板紙・厚紙サンプルBOOK」、表紙にはやわらかなフェルト模様が魅力的な「マーメイド」の厚物、四六判240kgを使用。マーメイドの240kgは全60色あるのですが、その中から25色使っています。表紙は3色、別冊表紙は25色、その組み合わせは全75パターンあることになります。書店店頭でぜひ好きな組み合わせを探してみてください。
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特集「板紙・厚紙と、そのかっこいい使い方」。
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内容は、板紙や厚紙を魅力的に使っているデザイナーのインタビューがあったり、
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板紙・厚紙を使った、すっごくすてきな紙ものの紹介も満載。
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エースボールやゆるチップ、バルキーボールなどの、魅力的な板紙を数多くつくっている、大和板紙の工場に潜入。誌上工場見学で、板紙に使われる豊富な古紙原料のことを知ることもできます。

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板紙・厚紙紹介は、これでもか!と多数ご紹介しています。色板紙、厚ものファンシー、ピカピカ、白ものなどなど、特徴に合わせたカテゴリに分けて掲載。その中で付録の「板紙・厚紙サンプルBOOK」に綴じ込んでいる109種類には、綴じ込みマークがついていますので、ぜひ現物と照らし合わせてみてみてください。

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そして、板紙や厚紙の印刷加工についても掲載していますよ。
板紙・厚紙はオリジナルをつくって使うことも実は多いのですが、それについてもロットからできることまでまとめています。

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また、板紙・厚紙のニスを刷ったら、PPを貼ったら、合紙をしたら……どうなるのかといった実験記事や、厚みがあるからこそ映える紙加工もご紹介しています。

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と、ここまででもうゼイゼイ言っているので、連載や特別記事については、また別の記事に後日まとめますね。

板紙・厚紙特集の『デザインのひきだし44』、今週あたりから全国書店にドーンと並んでいると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

# by design_hikidashi | 2021-10-11 18:45 | ただいま制作中!

長期アルバイト募集

デザインのひきだし最新刊の内容案内じゃなくってすみません。

その前に! 1回3〜4時間、週に2回程度というかなり限られた時間ですが、長期的に編集部にアルバイトしにきてくださるかたを募集します。仕事内容は、荷物を梱包して発送したり、紙を切ったり、文字入力したり、場合によってはお問い合わせ電話をしてもらったりもするかもしれません。編集補佐というより雑用的なことの方が多くなってしまいますが、どうにも私だけでは時間が足りず、できないことを手伝ってもらいたいと思っています。

概要は以下の通りです。

期間:決まればすぐにでもお願いしたいです。
   いつまでという期間は特にありません。
   できるだけ長期間お願いできる方がありがたいです。
時間:毎週2回(曜日は応相談)、1日3〜4時間程度来られる方
場所:東京都千代田区九段北にあるグラフィック社(地下鉄九段下駅より数分)
仕事内容:編集補佐、荷物の発送や文字入力などの雑務
給与:時給1200円+交通費全額(毎月末支払い)
募集人数:1名
応募資格:年齢性別学歴不問
応募期間:2021年9月27日〜10月4日(早期終了の可能性あり)

応募方法:以下の7項目を記載したメールを、hikidashi@graphicsha.co.jpまでお送りください(件名は「デザインのひきだしアルバイト募集」でお願いします)。お仕事をお願いする方にのみ、折り返しこちらよりご連絡いたします。
1)お名前
2)ご住所
3)お電話番号
4)ご年齢
5)アルバイトに来ることが可能な曜日と時間
6)アルバイト開始可能な日
7)あれば今までの簡単な職歴を書いたメール

注意事項:出社時、また作業時含めマスクの着用をお願いしたします。
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弊社はリモートワークの社員も多く、社内もアクリルパネルやクリアシートで個別に区切られております。また消毒液なども常備し、感染症対策に務めております。
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(担当:津田淳子)

# by design_hikidashi | 2021-09-27 16:08 | その他