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デザインのひきだし・制作日記

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『デザインのひきだし27』特集関連付録がすごい!(1)

さて、先日予告した『デザインのひきだし27』。今回は「現代・印刷美術大全」特集に綴じ込まれている110枚の付録のなかからいくつかをご紹介していきます。

「現代・印刷美術大全」は、日本全国の印刷加工会社の中から編集部が信頼を寄せる約60社に「自社で一番得意な印刷加工をしたもの」をつくってもらい、それを一冊にまとめた、実物印刷加工見本帳の決定版。各社腕をふるってつくってくれた印刷加工サンプルの数々、どれも唸ってしまうすごさです。

まずはこちら。
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美箔ワタナベの「バック押し」という技術を使った箔押し加工サンプル。こちらの金色の面から表面のシートをめくると……
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透明シートにUVオフセット印刷された、美しい柄が現れます。
さらにめくっていくと……
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こんな風に、柄の一部に箔が転写されているのです。美しいデザインは高谷廉さん。柄は3種類あり、そのうちのどれかが綴じ込まれています。どれが入っているかは、開いてみてのお楽しみです。
※こちらの箔押し加工サンプルは、本来、金色の面が表となります。

さて、続いては、こちらも剥がして楽しんでいただくもの。
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タカクラ印刷の粘着加工サンプル。付せんやシールのように、ベタベタとした糊をつける加工が粘着加工。その糊にもいろいろな種類があります。このサンプルは、強粘着、再剥離、弱粘着の3種類の糊の効果を剥がして貼って確かめられるというもの。

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鮮やかな色のトレーシングペーパー・クロマティコには、表面に粘着加工が施されており、台紙から剥がして透明フィルムを剥がすと、付せんのように貼ることができます。さらに、台紙の水色部分も糊が加工されています。こんな風に、ドットや柄を色つき糊で加工することもできるのです。

キラキラした加工では、たとえばコールドフォイル。
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コールドフォイルはオフセット印刷で行なう箔押し加工。箔の上に印刷することも可能です。さらにアインズのこちらのサンプルではニス加工も加えて、微細な柄を表現しています。

緑から青に劇的に色が変わるホログラム紙スペシャリティーズに、箔押しをしたサンプルも。一見、なにがどうなっているの?と思ってしまう不思議な加工。
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しかも、別名「植毛印刷」と呼ばれるフロッキー印刷も施されています(黒い部分)。ぜひ触って確かめてみてください。これは河内屋のサンプル。

そして箔押し加工会社といえばここ、コスモテック。
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箔押しの匠の顔が、2色の箔でドーンと! ツヤ面とマット面が混在する、同社の得意技術「つばめ返し」が使われています。

一方、こんな風に、穴の向こうに見える箔押し加工も。
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これは羽車のサンプルで、型抜き(ダイカット)加工と箔押し加工、オフセット印刷の組み合わせ。他にもロウ引きや活版印刷などが施されています。

穴あけといえば、こんなサンプルも。
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小林断截のこちらの「パンチングペーパー」は、穿孔機という機械で1枚目は規則的に、2枚目はランダムに(……見えて、実は規則的なのですが)大きさの違う穴をあけています。重ねて見ても、1枚ずつで見ても楽しいサンプルです。

いかがでしょうか?
「現代・印刷美術大全」に綴じ込まれている印刷加工サンプルのバラエティ豊かな様子を感じていただけましたでしょうか。

全部をこのブログでご紹介するのは難しいのですが(なにしろ全110枚なので)、これから何回かに分けてご紹介していきたいと思います。次の更新も、どうぞお楽しみに!
(ゆ)
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# by design_hikidashi | 2016-02-04 12:52 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし27』まもなく発売です!

とても久しぶりの更新になってしまいました。
こちらのブログでの最新刊のお知らせも、26号を飛ばしてしまい、すみません。
更新をお休みしてしまった26号(紙の大特集号)で、『デザインのひきだし』は創刊以来の最厚記録を更新したのです。ところがその記録は、たった1号で塗り替えられることとなってしまいました。
じゃーん!
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一番下が通常の厚みの号、真ん中が26号、一番上の黄色い表紙がまもなく発売の27号。
27号の束厚は36mm
どうしてこんなに分厚くなってしまったのでしょうか!?

なぜなら今回、特集に関する綴じ込み付録がドドンと110枚も入っているからなのです!

2月初旬発売の『デザインのひきだし27』、今回の特集は『現代・印刷美術大全』
日本全国の印刷加工会社に「自社で一番得意な印刷加工をしたもの」をつくってもらい、それを一冊にまとめた、実物印刷加工見本帳の決定版です!

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明治時代から昭和初期あたりまで、印刷は「印刷美術」とも呼ばれ、その美しさを各社が競い切磋琢磨しあって技術向上がされてきました。そこから脈々と受け継がれ、多種多様な印刷加工がなされている現代。でもその種類が多いからこそ、どこの会社でどんな印刷加工ができるのか、どんな表現なのか、といったことがわかりにくくなっています。

そこで本特集では、日本全国の印刷加工会社の中から編集部が「ここぞ!」と信頼を寄せる約60社の協力を得て、さまざまな印刷加工の実物サンプルを集め、1冊に製本しました。集まったサンプルは、いま日本で行なわれているほぼすべての版式を網羅しています。さらに、各種加工サンプルも収録。

まずは表紙をご覧ください。

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これ、なんの印刷加工だかわかりますか?
裏から見ると、こんな感じ。

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そう、刺繍です。糸で縫ってあるのです!

本誌に綴じ込んでいるあらゆる印刷加工にかぶらない手法を……と考え、行き着いたのがこの加工。オフセット印刷でベースを刷った上に、絵柄に合わせて全面に本物の刺繍を施しました。裏面もバーコードギリギリまで縫ってあります。なんと1枚の加工時間は約40分! 実物でしか伝わらない可愛さ、ぜひ手にとってお確かめください。記事には、表紙の制作現場レポートも掲載されています。

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それから、こちらは特集扉。糊を刷って、上から金属粉を振る「振り金加工」を施しているのです! かつて賞状などにはこの手法がよく使われていました。インキとはまた違ったきらめき感、ぜひ実物でご覧ください。

そして、綴じ込まれている110枚の印刷加工見本の数々は、各社が一番得意な印刷加工をしてもらったものとあって、本当にすごいのです。写真でその一部をご紹介していきたいのですが、なにしろすごいボリュームなので、それはまた次回の更新で。

ちなみに、今回収録している印刷加工はこんな感じです。
↓ 文字だけ見ててもボリューム感を感じていただけるのではないでしょうか。

【収録している印刷加工】
オフセット印刷(コールドフォイルやトリプルトーン印刷、RGB印刷、広色域印刷、10色印刷、デジタルリマスター印刷、金銀インキや特殊ニスを使った印刷ほか)、UVオフセット印刷、コロタイプ印刷、凹版印刷(グラビア印刷、エングレービング)、活版印刷、レタープレス、活版による原色版印刷、スクリーン印刷、デジタル孔版印刷、フレキソ印刷、バーコ印刷、レンチキュラー印刷、チェンジング印刷、フロッキー加工、箔押し加工、フィルム貼合、型抜き加工、粘着加工、各種折り加工、ロー引き加工、合紙加工、超薄紙印刷、和紙印刷 等

それでは、次回の更新をお楽しみに!(ゆ)

* * *

『デザインのひきだし27』
グラフィック社編集部・編 定価:2,000円(税別)
ISBN978-4-7661-2859-8 C3070
B5判 総144頁(オール4色+1ページ・振り金加工)+特集連動付録各種
発売日:2016年2月5日
Amazonの予約はこちら。
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# by design_hikidashi | 2016-02-02 22:40 | ただいま制作中!

「もじ部」参加者募集! 今田欣一さん+typeKIDS登場!

【7/1追記】
当選者の方に「参加決定のお知らせ」をメールにてご連絡しました。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせしています。

たくさんのご応募、ありがとうございました。


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こんにちは、『デザインのひきだし』編集部の雪です。
表紙の超絶レーザーカット加工が目を引く『デザインのひきだし25』が書店店頭に並び始めたところですが、本日はその次の26号(2015年10月初旬発売)掲載の連載企画「もじ部 ~フォントの目利きになる!~」参加者募集のお知らせです。

今回のもじ部長は、活字書体設計師・今田欣一さん

今田さんは、大学卒業後、写研に入社し、秀英明朝やかな民友、ヘルベチカなどのリデザイン、ボカッシィなどのデザインにかかわられたあと、1997年から独立し、「欣喜堂」「ほしくずや」ブランドで、デジタル・タイプの開発・販売を行なっています。今回は、今田さんが主宰する勉強会「typeKIDS」の次の3つの書体プロジェクトのお話を通して、今田さんの文字づくりの考え方をうかがいます。

(1) 初号活字をつくろう――活字書体「貘1973」制作プロジェクト
※3Dプリンターで初号活字をつくり、組んで、印刷する

(2) 写植の簡易文字盤をつくろう――「白澤書体」制作プロジェクト
※白澤書体(白澤中明朝体、白澤太ゴシック体、白澤太アンチック体):築地活版五号活字と石井書体を参考にして制作

(3) デジタルフォントで童話集をつくろう
※吉備書体(吉備楷書W3、吉備隷書W3、吉備行書W3)をつかって電子書籍をつくる

以下、詳細です。

* * *

【デザインのひきだし連載企画「もじ部」概要】

文字の良し悪しって、どうやって判断したらいいんだろう? 文字デザインの制作背景や作り手の意図がわかったら、書体選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。

そ んなふうに思っている『デザインのひきだし』読者に集まっていただき、フォントメーカーや個人の書体デザイナーの方など文字の作り手の仕事場を訪ねて、制 作背景やコンセプト、考えかたなどを、じかに教えていただこうという企画です。今回はフォントのデザインとは離れますが、「文字を見る目」を養い、そのデ ザインや使い方をどう考えるかという面で、参考になること間違いなしです。

この連載企画では、毎回、読者の方から参加希望者を募集します。第15回「もじ部」の開催概要は以下のとおり。書体デザイナーの方に直にお話を聞けるチャンス! とにかく文字が気になる、文字が好きというみなさん、ぜひご応募ください!

※第15回もじ部の様子は『デザインのひきだし26』(2015年10月上旬発売予定)誌面に掲載します。

【第15回「もじ部」開催概要】

●日時2015年7月5日(日)15時30分~ 3時間前後
●場所:東京都内(早稲田、神楽坂)
●もじ部長(スピーカー):typeKIDS(今田欣一さんと仲間たち)
●募集定員:5名
●参加対象者:書体、フォント、文字に興味のある方でしたら、どなたでも。フォントメーカーに勤務されている方もOKです。また、『デザインのひきだし』誌面に顔写真、お名前などが掲載されることをご了承いただける方に限らせていただきます。

【応募方法】
氏名、性別、年齢、職業(学校名)、メールアドレスに、今田欣一さんに聞いてみたいことを添えて、下記デザインのひきだし編集部までメールをお送りください。
メールの件名は「もじ部参加希望」でお願いします。
応募先 → hikidashi@graphicsha.co.jp

【応募〆切】
6月29日(月)午前10時まで


※定員を上回る方のご応募があった場合、抽選とさせていただきます。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(7月1日頃までにご連絡の予定

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今田欣一さんプロフィール
いまだ・よしかず。活字書体設計師 typeface designer

1954年、岡山県和気町で生まれる。1977年、九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業後、株式会社写研入社。秀英明朝、かな民友、ヘルベチカなどのリデザインにかかわる。1997年、有限会社今田欣一デザイン室設立。「欣喜堂」「ほしくずや」ブランドで、デジタル・タイプの開発・販売をおこなっている。

受賞歴:
第6回石井賞創作タイプフェイスコンテスト第3位(1980年)、第7回石井賞創作タイプフェイスコンテスト第1位(1982年)、第10回石井賞創作タ イプフェイスコンテスト第1位(1988年)、第11回石井賞創作タイプフェイスコンテスト第2位(1990年)、第14回石井賞創作タイプフェイスコン テスト第2位(1996年)受賞など。

著書:
『タイプフェイスデザイン事始』『タイプフェイスデザイン探訪』『タイプフェイスデザイン漫遊』(以上、ブッキング)『Vignette05 挑戦的和字の復刻』『Vignette11 和漢欧書体混植への提案』(以上、朗文堂)

今田さんのプロフィールや制作書体などの詳細は、下記をご参照ください。
http://www.kinkido.net/JX/qinqidong.html

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以上です。みなさまのご応募をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします!
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# by design_hikidashi | 2015-06-15 16:38 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし25』連載記事も盛りだくさん!

昨日、6月上旬発売の『デザインのひきだし25』「紙の加工大全」特集と特別記事「WIXOSSのすごい制作現場徹底紹介」の内容をご紹介したところ、たくさんの反響をいただいています。ありがとうございます。

しかし、次号の見どころは特集・特別記事だけではありません。
そこで本日は、連載記事の内容をご紹介します。

まずは、いつも驚きの実験にチャレンジする、デザイナー・祖父江慎さんの人気連載「実験だもの。」
今回は廣済堂の協力のもと、オフセット印刷でRGB3色掛け合わせのブラックライト印刷に挑戦!
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ブラックライト印刷は、スクリーン印刷やインクジェットプリンタを用いて偽造防止のためのセキュリティ印刷分野で使われることが多い印刷。現行のお札にも使われており、オフセット印刷のインキ自体は以前から存在していたものの、積極利用はされてきていませんでした。そんなブラックライトインキを今回はオフセット印刷で、しかも単色ではなくRGB3色による掛け合わせでフルカラー印刷に挑戦しているのです!

実験の結果、本誌に綴じ込まれている実物サンプルはこちら。
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ブラックライト以外の光の下ではほぼ無色のインキであるため、このままでは何が何やらよくわかりませんね。

でも、ひとたびブラックライトをあてたならば、通常の光の下では何も見えていなかったところが、カラフルに発光するのです……!
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「おおおおおおー! す、すばらしい!」
写真は、色校を見て興奮し、印刷現場の方へのメッセージをブラックライトペンで校正紙に書き込む祖父江さん。端のほうに、フルカラーに発色する絵柄の一部が見えていますね。どんな絵柄が刷られているのかは、ぜひ、暗闇のなか実物にブラックライトを当てて、ご覧ください!

続いては、ブックデザイナーの名久井直子さんが本づくりにまつわる印刷加工の現場を訪ねる「本づくりの匠たち」
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今回訪問したのは、埼玉県戸田市にある箔押し工場。世界に数台しかない2色機を持つ斎藤商会で、キラキラ輝く箔押しの魅惑の現場をとことん取材してきました。
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大きな箔押し機に興奮の名久井さん。まさか、あんなところにまで入ってしまうなんて……!
たっぷりの写真でお届けする箔押し現場レポート、ぜひお楽しみください。

続いては、世界各国の紙や印刷加工にまつわる現場を訪ねる「海外の現場から」
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今回はイタリアの街ヴェネトにある製紙メーカーFAVINI(ファビー二)社を訪問。280年前から製紙業を営む同社は、独特な原料粉砕技術を用いて、同社にしかつくれない、環境に配慮してかつナチュラルで風合いのいい紙「CRUSH」をはじめ、数多くの紙をつくっている。その現場を見てきました。

実物サンプルとして「CRUSH」全7色も綴じ込まれています。
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右から、コーヒー、ヘーゼルナッツ、アーモンド、オリーブ、キウイ、シトラス、コーン。それぞれの原料粉が抄き込まれている紙です。ザラッとした手触りもいい!

紙といえば、今回の「編集部注目PICK UP!」では、特種東海製紙から新しく発売された嵩高高級印刷用紙「エアラス」をご紹介。
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塗工紙とは思えないやさしい肌合いでありつつも、高い網点再現性で優れた発色と緻密な印刷の美しさを実現している「エアラス」。従来の高級印刷用紙に比べ嵩高で軽い分、同じ厚みの他の用紙よりもコストが抑えられるのも大きな魅力です。

その「エアラス」の「スーパーホワイト」を実物綴じ込み。佐々木愛さんの繊細で美しいイラストレーションで、その印刷再現性の高さをご覧いただけます。
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しかも、実は今回、「編集部注目PICK UP!」を含む前後の16ページはすべて本文用紙に「エアラス スーパーホワイト」を使用しています。このため、イラストレーションだけでなく、写真を印刷したときの感じ、その手触りやページのめくりやすさといった特性も実感できるようになっています。

それからそれから、文字のつくり手を読者とともに突撃する「もじ部 〜フォントの目利きになる!」では、映画タイトルデザイナーの赤松陽構造さんに「もじ部長」としてご登場いただいています。
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40数年にわたり400本以上の映画のタイトルを手がけてきた赤松さん。映画タイトルデザインの仕事内容って? タイトルデザインはどんなふうにつくられるの? そんな疑問に、ていねいにお答えいただいています。
さらには、描く道具によって文字の表情はこんなに変わる、という実演まで!
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実演時に描いていただいた作品の数々や、赤松さんの使っている道具なども掲載しています。

こちらも文字っ子に人気の連載・文字の食卓 正木香子さんの「もじのひと」
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正木さんが受け取った、ある特集にかくされた奇妙な暗号。その謎を解くべく、エディトリアルデザイナーの木村裕治さん、ANAグループ機内誌「翼の王国」元編集長の粕谷誠一郎さん、デザイナーの川﨑洋子さんに迫ります。

続いては、編集部が注目する素材を徹底調査しご紹介する「素材調査室」
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さわり心地がサラッとしたパウダーレスインキ、T&K TOKAの「ベストワン キレイナ」を徹底紹介。そもそも、パウダーって何なの? パウダーがないと、どんないいことがあるの? そんな疑問もすべて氷解。さらに、パウダーレスインキ「キレイナ」と一般油性オフセットインキ、UVオフセットインキで同じ写真とイラストを刷ったサンプルを綴じ込み、手触り感やインキグロス感を見て触って比べられます。

印刷加工・紙業界でその道何十年のベテランを訪ねるインタビュー「名工の肖像」には、自動面付け製版カメラ発案をはじめ、製版カメラや印刷にさまざまな革命をもたらした平河工業社の和田和二社長が登場。
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DOMMUNE×デザインのひきだし連動企画・デザイン番組「アノニマスデザイン史」今回のゲストはアートディレクターの仲條正義さんと長嶋りかこさん。
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本誌アートディレクターの佐藤直樹さん(アジール)とフリー編集者の上條桂子さんがホストを務め、年の差なんと48歳というゲストのお二人が触れてきた色や造形、文化についてお聞きしています。

大日本タイポ組合 塚田哲也さんの新連載・コラム「俺にagree」は、えっ、こんなところに載ってるの!?
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そのほか、佐藤直樹さんの連載「デザインを考えない」、伊勢丹新宿店にニューオープンした活版印刷・箔押し工房の紹介などなど、特集以外の連載記事も盛りだくさんの内容でお届けします!

『デザインのひきだし25』、みなさまどうぞよろしくお願いします!
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「デザインのひきだし25」グラフィック社編集部 編
特集は「折る、抜く、削る、貼る、凸凹させる 保存版・紙の加工大全」
ISBN:978-4-7661-2802-4
発売日: 2015/6/5
Amazonの予約はこちら。
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# by design_hikidashi | 2015-05-27 13:30 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし25』まもなく発売です!

ここ数号、「1冊まるごと大特集」を続けてきた『デザインのひきだし』。22号で「紙」、23号で「製本」、24号で「印刷」の大特集を組んできました。そしてまもなく6月上旬に発売になる25号では、「紙の加工」の大特集を組んでいます。

まずは簡単に特集のご紹介を。

「折る、抜く、削る、貼る、凸凹させる 保存版・紙の加工大全」特集!

紙は印刷しただけでも製品になります。でも、折ったり、型抜いたり、貼ったり、削ったりとさまざまな紙加工を施すことで、平面が立体、半立体になったり、凹凸から影ができたりと、印刷しただけでは得られない表現が可能になります。

本特集では、紙を折る、型抜く、削る、貼る、凸凹させるなど、ありとあらゆる紙の加工を基礎から応用まで、写真と図解による誌上工場見学記事と豊富な実物サンプルでしっかりご紹介。紙の加工のことを知りたい人にうってつけのガイドブック、永久保存版です!

* * *

では、まずは表紙をご覧ください。
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細かいイラストがデザインされた表紙です。
単に印刷されているだけでしょうか。いえいえ、実はこの表紙……
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こんなふうに、絵柄に合わせて細かく紙が抜かれた超絶加工なんです!

この気の遠くなるような細かさは、レーザーカットだからこそ実現可能。とはいえこれだけの細かい絵柄を1万部分抜くには、大変な作業時間がかかります。今回、表紙の加工に協力してくれたTAISEIの高速機でも2週間。一般的なレーザーカット機だとその10倍は時間がかかるという恐ろしい表紙。

しかもこの表紙、手貼りではなく、製本機で自動で糊付け、つまり普通に機械製本しているのです。これは図書印刷の創意工夫で可能になったもの。

なんでそんなことが可能だったの? という表紙制作の秘密は、本誌記事「表紙はこうしてつくられた」をぜひお読みください。

さて、特集の内容を見ていきましょう。
今回も23号の「製本」、24号の「印刷」特集同様、大誌上工場見学を敢行。
紙を切る、抜く、削る、折る、貼る、凸凹させるなどさまざまな加工を行う工場を訪ね、現場写真と図解で、その加工がどんなしくみでどんな風に行なわれているのか、その特徴や依頼するときの注意点、使い分けのポイントなどを詳しくご紹介しています。

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印刷加工にはつきものと言ってよいくらいの「断裁」に、実は奥深いポイントがあると知り驚嘆したり、巻き取り紙を平判に断裁する現場や、紙以外の素材の断裁について紹介したり。

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抜く加工では、平打抜き機、ブッシュ抜き、ポンス抜き、レーザーカットのそれぞれについて、何ができて何ができないのか、どんな特徴があるのかをご紹介して、使い分けのポイントを説明したり。

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削る加工では、高級パッケージの角をきちんと出すために施されるVカット加工や、いまやできるところは誌面でご紹介した加工所以外にほとんどない「ギザ削り」「ノメリを出す」「コバ付け、裏押し」といった紙の縁を削ったり、箔押しする加工を掲載したり。

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折る加工では、基本の折りとその種類から、機械でできる特殊な折りの数々をご紹介。

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貼る加工では、合紙の現場や、どんな紙でもシールにしてしまう粘着加工を解説。

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さらに、ここまでの分類に入らない加工……、エンボスロールや凸和紙・黒凸、カードの縁を色で染めるボーダード加工、紙に独特の透け感をもたらすロウ引き、型抜きしながら台紙に別の紙を嵌めこむ紙象嵌、エンボス加工としての点字、封筒や紙袋などをつくる製袋加工、プリントした紙を積層してつくる3Dプリント「Mcor IRIS」など、実にさまざまな加工をご紹介しています。

もちろん今回も、実物付録もりだくさん!
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※この写真で全部ではありません!

めずらしい紙加工の実物サンプルがいろいろ入っているのですが、たとえば……
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これは、色づけした糊を透ける紙の裏に刷って付せんにしたもの。

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こちらは「凸和紙」。彫刻版で押したような繊細な凸凹のエンボスが和紙の表面に施されているが、裏面が平らという不思議な加工!(通常のエンボス加工では、裏面が必ず凹みます)

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これはカードの縁を色で染めるボーダード加工。職人の手作業によるもので、その発色と均一な幅の美しさは必見。しかも2色づかいはとてもぜいたくな仕様。

ほかにも、いつまでもパタパタとめくり続けてしまうフラッパー、手作業なしでポップアップができるくじゃく折り、ポンス抜き、ノメリを出した金付けカード、平打抜き機でつくった「かみのばね」などの特集連動紙加工サンプルが付録として入っています。それぞれの加工の魅力を、ぜひ実物でお確かめください。

* * *

さらにもうひとつ、今回必見、注目の記事が、
「トレーディングカードゲーム『WIXOSS』のすごい制作現場徹底紹介」

最近のトレーディングカードを手にとって見たことはあるでしょうか?
たかがカードと侮るなかれ。なにしろデザインと印刷加工がすごいのです。なかでも美麗な絵柄と、凝りに凝った豪華な加工でプレイヤーから一目置かれているのが、タカラトミーの「WIXOSS(ウィクロス)」。

トレーディングカードの印刷加工現場は非公開であることが多いのですが、今回、めったに見られないその制作現場を徹底紹介。それがこの特別記事です。
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しかも、驚くなかれ。この記事、本誌限定スペシャルカード付きなのです!!
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蒸着ホイル紙にCMYK+白を印刷し、スクリーン印刷で擬似エンボス(FVP)とラメ、さらに金の箔押しという印刷加工てんこ盛りなスペシャル「WIXOSS」カード。この仕様は「WIXOSS」でも初めてとのこと。完成までの制作過程や、版のデータも惜しみなく記事でご紹介しています。

「デザインのひきだし25」でしか手に入らないスペシャル限定カード、その印刷加工のすごさは、ぜひ実物でご覧ください。

そんなわけで、今回の「デザインのひきだし25」は、早めのお求めをおすすめします。
Amazonではすでに予約受付がスタートしています。ぜひよろしくお願いします!

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「デザインのひきだし25」グラフィック社編集部 編
ISBN-10: 4766128028
ISBN-13: 978-4766128024
発売日: 2015/6/5
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# by design_hikidashi | 2015-05-26 16:53 | ただいま制作中!