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デザインのひきだし・制作日記

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活版ポストカード

現在発売中の『デザインのひきだし10』。お陰さまで、売れ行き好調のようです。ありがとうございます!

巻末で「活版ポストカード」の読者プレゼントを掲載しているのですが、校了までには現物が間に合わなくて、このblogでご紹介します、なんて書いてあります。

予算が厳しいので、編集部自らデザインすることにしたのですが、……何せ自慢じゃないですが、絵心がない! うーむ、どうしよう。

そこで考えついたのが、紙を折ってちょきちょき切ってつくる、切り紙を使うこと。これなら少しくらい失敗したって、なんとか形になりそうです。

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というわけで、こんな雪の結晶のような切り紙を2枚つくり、これをもとに樹脂凸版をつくって、2色刷りの活版印刷ポストカードをつくっていただくことにしました。

できあがりは、また後日お見せしますねー。欲しい方がいらっしゃれば、ぜひ読者プレゼント、ご応募ください!
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by design_hikidashi | 2010-06-29 16:34 | ただいま制作中!

活版トークショー、無事終了

昨日、青山ブックセンター本店で、『デザインのひきだし10』刊行記念の活版トークショーを開催しました。お陰さまで、満員。お休みの日にお出でいただいたみなさま、どうもありがとうございました!

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トークショーは、活版印刷を手掛ける、露木印刷の露木さん、弘陽の三木さん、そしてデザイナーの名久井直子さんにご登場いただいて、活版印刷について、名久井さんと、露木さん、三木さんそれぞれが一緒にどんなお仕事なさってきたのかなど、おもしろいお話をたくさんしていただきました。

そして、露木さんのお仕事の様子や、ひきだし10の中でもご紹介した、名久井さんデザインの活版印刷による詩集の「紙型」をとる行程の動画等もご紹介しました。なかなか現場に行かれないという方も多いと思いますので、いつかここでもご紹介したいと思います。

そうそう、三木さんは「清刷り」のお仕事も多くなさっていて、今、都内では多数見かける東京電力の「オール電化」の広告。そこに使われている文字も、三木さんが清刷りした活版印刷を原稿に、オフセット印刷されてるそう。

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電車内や街なかで見かけて、実はこの文字、気になっていたんですが、その謎がとけて、これまたうれしかったです!
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by design_hikidashi | 2010-06-28 17:30 | イベント・展覧会・新製品情報

ひきだしの中には・・・・・

本日も助手・河村の日記です。

『デザインのひきだし』という書籍名は、編集長が3日寝ないで考えた(ウソ)すばらしい書籍名です。
この本を読むことで、読者の皆さんの印刷加工に関する知識のひきだしが増えることをイメージしてのことです。

私はデザインも印刷も、まして加工なんてまったく知識のないところからこの本に関わりました。
ですから、人一倍、ひきだしが急速に増えましたし、増えていくのが楽しくてしかたありません。
「知らないことを知る」って楽しいですよね。

さらに、知識は荷物にならないからいいです。

この本の編集に関わってからというもの、紙をはじめとする資料がわんさか集積してしまうのです。
毎号毎号、よくもまぁ、こんなに資料が集まったもんだと驚きます。
校了前などは資料で積み上げた塀の中にろう城しているような状態になります。
まぁ、それはまたの機会にご紹介するとして・・・・。

私の机のひきだしにはこんなものも集積していきます。

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え〜と、はさみなんですけど、切り口が葉っぱのようなギザギザになったり、波形になったりするものです。

私、はさみフェチなんですかねぇ? ついついみつけると買っちゃうんです。
ただいま4本になりました。面白い切り口になるはさみがありましたら、編集部までご一報ください。
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by design_hikidashi | 2010-06-10 16:03 | こんなん見つけた。

イベントポスターつくったよ

昨日に引き続き、助手・河村がお伝えする制作日記です。

以前もお知らせしましたが、来る6月27日(日)青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山にて、『デザインのひきだし⑩』刊行記念イベントを開催します!
編集部としても、活版に興味のある皆さんにたくさん来ていただかなくてはいかんということで、ポスターをつくりました。

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真っ赤なポスターで目立つでしょ☆

さっそくこのポスターを持って、弘陽の三木さん、中村活字の中村明久さんのところへ。
このブログや編集長・津田のTwitterを読んで下さっている方から、すでに問合せを受けているという三木さん。「何を話せば良いのかなぁ〜」と、ちょっと照れていましたが、身ひとつで来ていただければいいんですよ〜。
中村活字さんでは百周年のビデオやお祝いメッセージをたっぷり拝見し、あやうく肝心のポスターを渡さずに帰ってしまうところでしたが、「お知り合いのところにも貼って下さい!」と、強引に数枚お渡ししてきました。

どちらも店頭に貼ってくださるとのこと。
よろしくお願いしま〜〜〜〜〜す!!!

と、いうことで再度、お知らせです。


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デザインのひきだし10』(グラフィック社)刊行記念イベント
活版印刷で本を刷る、デザインする
出演:弘陽・三木弘志/露木印刷・露木大三
   /ブックデザイナー・名久井直子
司会:津田淳子(デザインのひきだし編集長)

日時:2010年6月27日(日)13:00~15:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:700円
http://www.aoyamabc.co.jp
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by design_hikidashi | 2010-06-09 12:55 | イベント・展覧会・新製品情報

「活版を巡る冒険展」に行ってきました

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ども、『デザインのひきだし』助手のカワムラです。いつもブログを更新している津田が不在のため、しばらくは私、カワムラが編集部の近況報告をさせていただきます。

いよいよ活版特集『デザインのひきだし⑩』が書店に並び始めました。手にされた方は、今回も大量の綴じ込み付録をinしております。
制作中にいつも思うのは「福袋をつめる人って楽しいだろうなぁ〜」ということ。綴じ込み付録の点数が増える度、読者の皆さんの笑顔が浮かぶのです。福袋に中身をつめている人もこんな感覚なのかなぁ〜なんて思いながら制作しています。ぜひぜひ、実際に現物をその目で確かめて、手で触って、匂いをかいで、頬ずりして、楽しんでください。
そうそう、6月6日から阿佐ヶ谷で始まりました「活版を巡る冒険展」に行ってきました。活字や凸版の特性を生かして、6人の作家が紡ぎ出す147×210mmの作品世界。とっても魅力的な展示です。古民家を改装したギャラリーで行われているのですが、これがまた活版の風合いと相まってゆっくりとした時間に身を委ねることができるのです。写真は入口付近を撮影したものですが、風がすぅ〜〜〜っと通り抜けなんともさわやか。お隣のおうちの入口にはトケイソウが見事な花を咲かせていますので、それもぜひぜひ眺めてみてください・・・・・って、私、なんの紹介をしてんだか(汗)


 活版印刷を使った新たな創作の冒険展
 開期: 6月 6日(日)~13日(日)
      12時~19時/CONTEXT阿佐ヶ谷

      7月22日(木)~25日(日)
      7月29日(木)~8月1日(日)
      11時~18時/CONTEXT札幌

 場所:context 阿佐ヶ谷、札幌(巡回)

 詳しくは
 http://www.geocities.jp/context_s/newpageexhibitionkikaku2008.html
 をご覧下さい。


あ、ちなみに、ギャラリーに『デザインのひきだし⑩』を置かせていただいています。まだお近くの書店に入荷していないという方、「活版を巡る冒険展」を見がてら本も購入していただけるとよろしいかと思います。よろしくお願いいたします☆
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by design_hikidashi | 2010-06-08 12:09 | イベント・展覧会・新製品情報

活字屋さん

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『デザインのひきだし10』では、活版印刷の特集をしているわけですが、そのもととなるといってもいいのが「活字」。主に合金で出来た活字は、活版印刷屋さんにありますが、足りない文字や、使って摩耗してしまった場合等は、新たに活字屋さんから購入します。

昔、活版印刷が印刷の主流だった時代には、毎朝、印刷会社の小僧さんが、自転車で活字屋さんに乗り付け、必要な活字をいっぱい買って行ったそうです。長さ20センチはあろうかという、伝票を刺しておく棒も、その日の注文で紙が溢れてしまうほどの量だったとか。

今は、残念ながらその棒にささっている伝票もさほど多くない日が多いとか。でも、まだまだ現役で活字を鋳造、販売している活字屋さんは何軒もあります。

ひきだし10では、そんな活字屋さんのご紹介もしていますので、ご覧くださいねー。
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by design_hikidashi | 2010-06-04 09:51 | ただいま制作中!

『しかけのあるブックデザイン』フェア開催中!

今日は「ひきだし」の話ではないのですが、以前につくった『しかけのあるブックデザイン』という本にまつわるブックフェアが開催されていいますので、ご紹介します。

この『しかけのあるブックデザイン』は、内容に即したすばらしい「しかけ」や「デザインのギミック」のある書籍をたくさんあつめて掲載した書籍です。

大阪にある紀伊國屋書店 梅田本店にて、本書に掲載されている、ステキなしかけのあるブックデザインの本を集めた「しかけのあるブックデザイン・フェア」が今月26日頃まで開催されています。

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こうした本は、紙ならでは、印刷物、製本された本ならではの魅力があります。そんな魅力を堪能するためには、やはり実物を見ていただくのが一番! どの本も買うことが出来るものばかりですので(内容もおもしろい!)、ぜひ実際にお手に取っていただいて、紙の本の愉悦を味わっていただければと思います。(どんなギミックかは、『しかけのあるブックデザイン』にすべて掲載しています)

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「しかけのあるデザイン本セレクト」コーナー
開催期間:開催中~未定
見た目のデザインだけでなく、読んでいる最中や読んだ後にも楽しめるような仕掛けのある書籍を集めました。カバーに工夫が凝らされていたり、仕掛けがあったり…意外なデザインがおもしろい本ばかり。
紀伊國屋書店 梅田本店
大阪市北区芝田1-1-3 阪急三番街
無休 10:00~22:00
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by design_hikidashi | 2010-06-03 14:50 | イベント・展覧会・新製品情報

活版のトークイベントやります!

今回のデザインのひきだしは「活版印刷」特集ですが、それにあわせて、青山ブックセンター本店でトークイベントを開催することになりました。

本特集内で、オール活版・凸版印刷で詩集づくりをしてくださった、ブックデザイナー/グラフィックデザイナーの名久井直子さんが、その詩集の印刷をしてくださった(扉や別丁のグラデーション印刷!)露木印刷の露木さんと、今回のひきだしの表紙の活字組版や、本文内でもさまざまな活版トライアルをしてくださった、弘陽の三木さんと、活版印刷についてお話していただきます。

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今回の印刷をする露木さん(左)と、それを見る名久井さん

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活版印刷する三木さん

そしてお話はもちろんのこと、今回の特集で、紙幅の関係で載せられなかった、たくさんのステキな写真、そして活版印刷しているところや、紙型をとっているところ(!)の貴重な動画などもお見せする予定です。

みなさんお誘い合わせの上、ぜひお越し下さい。特製活版印刷カードのプレゼントも予定してますよ。もちろん私(編集部/津田)も会場におりますので、今回の本のご感想などもお聞かせいただきたいです!(またご質問などあれば、活版印刷会社さんのご紹介などもしますので、お声掛けくださいませ)

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デザインのひきだし10』(グラフィック社)刊行記念イベント
活版印刷で本を刷る、デザインする
出演:弘陽・三木弘志/露木印刷・露木大三
   /ブックデザイナー・名久井直子
司会:津田淳子(デザインのひきだし編集長)

日時:2010年6月27日(日)13:00~15:00
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:700円
http://www.aoyamabc.co.jp
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by design_hikidashi | 2010-06-02 16:23 | イベント・展覧会・新製品情報

実際の活版・凸版印刷が満載です

『デザインのひきだし10』、出荷が始まります。今回は「クッション紙」というふわふわな紙に活版で3色刷り(といっても、1色は透明のメジウムです)した表紙。早く書店店頭でみなさんにご覧頂きたいです。

さてさて、そんなひきだし10ですが、表紙はもちろん、凸版、活版印刷でつくっています(バーコードは、今回の紙がかなりにじむ可能性があったので、シールで貼っています)。そしてもちろん、誌面でご紹介しているさまざまな「活版トライアル」も、その実際の活版、凸版印刷物がすべて実物綴じ込み! これ、見てるとホントにいろいろつくりたくなって、ワクワクしますよ。

そして、それ以外にも、佐々木活字店さんの「書体見本」が凸版で刷られて綴じ込まれています。これも見てるだけでうっとり。実際にどれも販売されている活字書体なんですよ。
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その他にもお役立ち綴じ込みが、こちら。
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写真だとよくわからないと思いますが、活版印刷で樹脂や金属などの凸版を使ってする際に便利な、印刷チャート見本です。これは175線〜45線まで、線数を変えた写真やスミ網、文字、太さの異なる罫線などを、コート紙と上質紙に刷った見本。これがあれば、実際に自分がお願いしたいときに、どのくらいの粗さで製版してもらえばいいのかが一目でわかります。

そしてそして、上記以外にも実は活版印刷されたページがあるんです。それは実際に誌面を見て探してみて下さい。きっと「あっ、ここ活版だ!」と思うページがあるはずですよ〜。
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by design_hikidashi | 2010-06-01 11:03 | ただいま制作中!