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デザインのひきだし・制作日記

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海の向こうでも取材中。

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もう2週間ほど前のことになりますが、海を越えて取材に行ってきました。といっても越えた海は玄界灘。そう日本の離島です。上写真はその島を発つ船の上から撮ったもの。

そんなところに『デザインのひきだし』の取材先があるのか!? とお思いの方も多いと思いますが、これがあるんですよ。すばらしいところが。

何を取材したかをお話すると、次号の特集内容がわかってしまうので、それはもう少しあとに。
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by design_hikidashi | 2010-03-12 17:18 | ただいま制作中!

疑似透かしインキの印刷実験

以前、ここでちょっとご紹介した、『デザインのひきだし』の連載「祖父江慎の実験だもの」。下の方の写真に、思わせぶりなモザイクが掛かっていますが、これについて全然ブログで触れていなかったですね。

というわけで、今日はこのお話。

いつも、新しいことに祖父江慎さんがトライしていただいている「実験だもの」、今回は「疑似透かしインキ」というものを試していただきました。インキをつくっているのは、T&K TOKA。(ちなみに、デザインのひきだしの本文ページもTOKAさんのインキです)

このインキはオフセット印刷やスクリーン印刷、また活版印刷などでも幅広く使用できるインキなのですが、ふつうのインキと違うのは、刷ったところが、まるで紙の「すかし」のように、半透明になるってこと。

上のブログのモザイク写真は、その透け感を蛍光灯にかざしてみていたところだったのです。

オリジナルの透かし入り紙をつくるのは、かなりのロットとお金が必要になってしまうことが多いですが、この疑似透かしを使えば(もちろん、紙の透かしとまったく同じではないですが)、オフセット印刷機で特色1色を刷るようなイメージで、透かしがつくれちゃうんです。これはおもしろい。

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というわけで、記事では、それを応用して紙の表裏からそれぞれ刷ってみたり、疑似透かしインキに色を混ぜたり(本来は透明)いろいろやって、合計6枚の疑似透かし実験印刷物が綴じ込まれています。気になる方は『デザインのひきだし9』をぜひ見てみてくださいねー。
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by design_hikidashi | 2010-03-11 13:33 | ただいま制作中!

似合う紙を探したい!

2日続けて紙がらみ。

私は普段、紙の使用量としては圧倒的に白い紙、いわゆる本文用紙が多いのですが、この選択にはかなり悩みます。グロスコート、マットコート、微塗工、上質、中質など、大まかな方向性は決めたとしても、それらのカテゴリの紙は、製紙会社各社からメチャメチャたくさん出されている。

在庫量、コスト、この2つをクリアできて、かつ、つくっている本にふさわしい紙を選ぶわけですが、食べ物写真が多く載りつつ文字も読みやすい紙とか、素朴な風合いでかつ比較的写真もきれいにとか、とにかく安く仕上げたい! とか、場合によってかなり条件は変わってくる。

各社から出ている紙見本帳を見ても、うーうーうなるばかり。だって、小さな短冊見本帳で見てても、全体的な感じはまた違うし、たっくさんの見本帳から選び出すのも一苦労だし。

そこで「紙の魅力をもっと知る」と題した『デザインのひきだし9』の綴じ込み付録として、「用紙セレクトBOOK 2010」というものを付けました。

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これは、各製紙メーカーと、オリジナル品をもっている代理店、卸商などにアンケートしたものをまとめたBOOKで、各社に、以下の表の項目の印刷物にうってつけの紙を教えてください。という質問に答えていただいたものです。

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表の左項が印刷するものの種類、右項がその印刷内容になっています。

例えば自分でつくっているものが「カレンダー」で、使う人に予定等を書き込んで使ってもらいたいタイプだった場合は、表の2番目にある「カレンダー 1色か2色で玉や罫線などを印刷。ユーザーの書き込み重視」という項目のアンケート結果を見ていただき、それを参考にして絞り込んでいく、という使い方ができます。

これ、私も使っていますが、かなり便利です。だまされたと思って(文字がぎっしり詰まっていて、見るのがおっくうになるかもしれませんが)一度眺めてみてください。知らない紙がたくさんでてくると思いますよー。
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by design_hikidashi | 2010-03-10 11:58 | ただいま制作中!

紙見本帳はここでもらえ!

……平日毎日更新とか公言しておきながら、このていたらく。すみません。今日から心を入れ替えて、毎日更新したいと思います。ちょっとしたことはtwitterでつぶやいてしまっているので、なかなか姿勢を正してブログを書くということに至らなくて……というのがさもしい言い訳です。

さて、『デザインのひきだし9』では紙の特集をしているわけですが、その記事中に「事務所に常備したい 紙見本帳一覧」というページがあります。ここで白もの以外の紙で、今わりと入手しやすい紙見本帳をご紹介したのですが、その中にはWebから申し込めばもらえるというものがけっこうあります。

『デザインのひきだし』がちゃんとWebサイトをつくって、そこでリンクを貼ればいいのですが、ブログさえままらない現状、とうていWebをしっかりつくる、などということは無理なので(だれか助けてくれないかなぁ……)、とりあえずここにまとめてみたいと思います。

下記にWebからの申し込み先をまとめたので、持っていない見本帳があったら、この機会にぜひ。でもって、申し込むとき「デザインのひきだし」を見て、と言って申し込んでもらえると尚嬉しいです!

ヨシモリ クニメタル・コグチ他6冊セット
 →ピカピカな紙やタック(シール)の見本帳が6冊セットになって送ってもらえます。見本帳のデザインはグラフの北川一成さん。

五條製紙 スペシャリティーズなど全5種類の見本帳
 →『デザインのひきだし9』の表紙でも使わせていただいた、上品かつ圧倒的な輝きのスペシャリティーズをはじめ、ナチュラルな風合いの紙等も。

梅原洋紙店 PAPER ARK(かみのはこぶね)見本帳
 →比較的よく似た柄や風合のものを省いて、多くのメーカーの紙を幅広く224種類(ハガキサイズ)が入った見本帳。3150円

梅原洋紙店 「紀州の色上質」見本帳
 →色上質の代名詞「紀州の色上質」の見本帳。送料は申込者負担。見本帳は無料。

東京製紙 コンパッソ 短冊見本/四六4裁サンプル/全紙見本
 →金銀などの各種メタリック紙やパール紙、またそれらにエンボス加工がほどこされたものなど、同社の全ラインナップが入った「コンパッソ」の短冊見本帳がもらえる。またもっとすごいのが、四六4裁サイズ(395×545mm)のコンパッソシリーズ83種類が無料でもらえる「コンパッソ4裁判サンプル」。これで製品見本つくれます! そして、校正やダミー制作のために全判サイズ3枚まで無料でもらえます!

APPジャパン シナールシリーズなどコート紙、上質、板紙などの見本
 →中国やインドネシアで生産している紙の見本帳。日本に在庫も豊富にあり、コストメリットもあり。このサイトから紙の購入もできます。

柏原加工紙 業界人必携!?の加工紙サンプル
 →ひきだし9にも実物綴じ込みをした、クラフト紙をベースにした加工紙の見本帳。普通の紙見本帳では見た事のないような、おもしろい紙がたくさん入ってます。

富士共和製紙 CUBICシリーズ/特アイボリー/デイリーファイルSなどの見本帳
 →ピカピカなCUBICシリーズやファイルやバインダーによく使われるデイリーファイルSなどの見本帳。使えます!

シオザワ『Feel.D』
 →多数メーカーのコート紙/マットコート/ラフグロスなどの白ものに、AM/FMスクリーンで印刷した紙見本帳。2100円。

紀州製紙 色上質/上質紙/ソヴール/包装用紙
 →紀州製紙の見本帳は、同社Webサイトの問い合わせから申し込めば送ってもらえる。ここではわかりやすいソヴールにリンク。一番下の問い合わせボタンを押せば、ソヴール以外の他の製品見本も、すべて申し込める(問い合わせないようにそのように書く)。


とりあえずここまで。また他の情報や、直接もらいにいけばいいものなどは、後日ご紹介しますね。
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by design_hikidashi | 2010-03-09 10:32 | ただいま制作中!