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デザインのひきだし・制作日記

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印刷加工もDIY!

『デザインのひきだし9』の巻末特集では、「できぬなら 自分でやろう 印刷・加工」と題して、コストや時間などの関係で、どうしても加工会社などにお願いできないものを、それならいっそ、自分たちでやってしまおうではないかっ! という特集を掲載しています。

ミシンで紙を縫ったり、自分たちで切ったり貼ったり。そうした手間をかけてでも、どうしても「その形にしたい!」と思ってしまうものってありますよね。それが自分で個人的につくりたいものでも、クライアントワークでも。

そんなことを実践している方のインタビューから作品紹介、そして実際のHOW TOまで、この特集ではご紹介していますので、ぜひとも興味のある方はご覧ください&実践してみてください!(もし実践されたときは、どんなものをつくられたのか、お知らせいただけると嬉しいです!!)

そんな当編集部も、DIYは得意。というか、お金がないのでやらざるを得ないという側面が大きいのですが(苦笑)、でもやはり、自分たちの時間を割いてでも、どうしてもちょっと凝ったことがやりたくなるのです。

でもって、今週できあがったのがこちら。

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来月新刊として制作している書籍(こちらは、できあがってからご紹介します)の書店用ポップ。ショッピングバッグ(手提げ紙袋)の本なので、それが一目瞭然なポップがつくりたいと思い、こんな形を考えました。(それにしても写真の背景が汚すぎるなぁ)

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レトロ印刷JAMで、2色のポストカード印刷をお願いし、できあがってきたそのポストカードの上端をギザギザなロータリーカッターやクラフトはさみで波形にカット。

あとは、包装資材屋さんで買ってきた、和菓子の箱のラッピングによく使われる、紙製の固い平紐をカットして折り、ポストカードの裏から貼って完成。

500個ほど全国の書店さんに届きますので、来月になったらみなさんのお近くの書店さんでもご覧いただけるかもしれません。レトロ印刷の素朴でステキな風合いがいい感じですので、デザイン書コーナーに行かれた際にはチェックしてみてくださいねー。
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by design_hikidashi | 2010-02-24 12:04 | ただいま制作中!

印刷加工現場を行脚中!

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次号の巻末特集の取材で、先週・今週と印刷や加工の現場にいろいろと伺っています。昨日は午後、ダブルヘッダーで(オリンピックのカーリングと一緒! 関係ないけど、カーリングっておもしろいですねぇ)加工現場に伺ってきました。

抜き加工と製本だったのですが、やはり現場で作業を目の当たりにすると、それぞれの作業に、仕上がった印刷物をみただけではわからない、すごい技が繰り広げられているんですね。

そういう技があるからこそ、ステキな本が出来上がるんだと、しみじみ感じた取材でした。

冒頭の写真は取材に同行していただいた祖父江慎さん。抜き型の雌型に興味津々!
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by design_hikidashi | 2010-02-23 10:07 | ただいま制作中!

「UFコート」の秘密を見たり。

先週のことになりますが、王子ペーパーライブラリーの第13回企画展 『WILL』 (今週木曜日までですよ!)を見てきた。

今回の『デザインのひきだし』で掲載している「原料がユニークな紙」でもご紹介した、新シリアルペーパーが、その混ぜ物(お茶の葉とかピーナッツの渋皮とか)と一緒に展示されていたり、エコラシャのカラフルさが紹介されていたり。

中でも私が見入ったのが「UFコート」を紹介した展示。表が白いコート紙、裏はネズの板紙だが、未直なところではティッシュペーパー「ネピア」に使われているが、このネピアの箱のダイエットを支えてきたひとつの要因が「UFコート」なのだそう。

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気がつくと、ボックスティッシュは内容量は変わらないのに箱サイズはどんどん薄くなってきた。また最近では薄さ以外に長さも短くなったり、またミニボックスティッシュなど、箱の大きさは非常にたくさんある。

そのために、その箱に使われる紙「UFコート」はなんと1000種類以上のサイズがあるとのこと。箱のサイズがちょっとでも変われば、同じサイズの紙からは取都合がかわったり、紙の無駄がでてしまうが、その無駄をださないために、5mm単位の微調整で紙の無駄が出ないように対応してきたそうなのだ。

確かにボックスティッシュのように大量のものであれば、ホンの数mmでも無駄をなくせば、結果としては相当量の無駄が削減できるもんねぇ。

ちなみに「UFコート」の「UF」は、この紙をつくっている「Ultra Former」という抄紙機の頭文字をとったそうですよ!
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by design_hikidashi | 2010-02-22 09:38 | イベント・展覧会・新製品情報

現場に通う毎日。わくわく!

今週は、次号の「ひきだし」の取材で、埼玉県を中心として各所の印刷・加工会社さん行脚が続いています。ある本の製作工程に密着しているのですが、カバーと表紙の印刷加工、製本の取材で伺う現場数が6カ所。どこでもいろいろ創意工夫がなされて、職人さんたちの技がキラリと光り、着々と本ができあがってきています。

で、今回、一番現場が苦労されたというのが「箔押し」だそう。どうしてそんなに苦労したのか、というわけは本誌刊行までしばしお待ちいただきたいのですが、担当の制作の方や現場の方が夜中2時までかけずり回ったとか、できあがった箔押しを見ただけでわからないすごいことがされていたりと、話を伺うにつれ「うーむ」と唸ってしまうばかり。

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そんな箔押しの現場に伺って、仕上がった箔押しをチェックするデザイナー、制作、担当編集の各氏。後ろにいらっしゃるのは、このすんごい難儀されたという箔押しを指揮した工場長さん。

実物はまだ刊行前のものなので、すみません、モザイクかけました。とにかくすばらしい出来上がりの本なので、みなさん、詳細を書けるときをしばしおまちくだされ!
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by design_hikidashi | 2010-02-19 18:21 | ただいま制作中!

今年の竹尾ペーパーショウは4月15日〜18日

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今朝は今年の竹尾ペーパーショウに関するプレス発表があった。去年は「言葉のペーパーショウ」として、刺激的な講演をたくさん聞くことができたが、今年は「感じるペーパーショウ」とのこと。

正式には「Takeo Paper Show 2010/感じるペーパーショウ proto-」。原始の、根源の、最初の、主要な、本来の、などという意味を持つ「proto-」(このハイフネーションがついていることも重要だそう)と銘打たれた今年のペーパーショウは、その意味通り、今一度紙の本質に立ち返りつつ、人間と紙との関係性を見直す手掛かりを、体験による実感を伴ったかたちで提供されるとのこと。

具体的には折形でも有名な山口信博さんによるワークショップや、和菓子ブランド「HIGASHIYA」を立ち上げるなど、日本独自の美意識に基づく文化を今に進化させる取り組みを行っている緒方慎一郎さんによる会場構成、そして昨年の「骨」展のディレクターを務められたことが記憶に新しい山中俊治さんによる展示などが見られるそう。

詳しくは竹尾のWebサイトに出ると思いますが、今年はまた趣が変わって、どんなことを感じられるのかワクワクします。

去年は大阪巡回はありませんでしたが、今年は5月27日〜29日まで大阪巡回があるそうです。

ちなみに今回は入場には無料のチケットが必要だそう。3月中旬から竹尾の各見本貼で入手できるほか、当日会場でも入手できるとのこと。ワークショップの応募方法は3月中旬ごろ開設されるペーパーショウの特設Webサイトから。ワークショップは5種類、計15回程度、各5名くらいだそうですので、競争率高そう! でも参加者じゃなくても、ワークショップを周りから見ることはできるそうなので、外れても行こ。

追記:Webに詳細がアップされていました。こちらです。
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by design_hikidashi | 2010-02-18 12:54 | イベント・展覧会・新製品情報

新しい紙「クニメタル・コグチ」

なんだか何人もの方から「書店で目立ってるよ!」とメールをいただいている『デザインのひきだし9』ですが(笑)、実は今回、本文ページにもすごいピカピカ紙が挟まっています。それは

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なんだか記事ページがガンガン写り込んでしまっていますが、これはヨシモリ株式会社からこの度、新発売された「クニメタル・コグチ」というもの。

通常、こうしたピカピカ紙は、表面がピカピカで、裏は白。というものがほとんどだと思いますが、この「クニメタル・コグチ」は裏が黒やグレー、ピンク、クリームと色紙! で、さらにすごいのが、裏面だけでなく、断面を見てもその色紙の色が! つまり、ピカピカ紙のベースが色カード紙でつくられた紙なんです。

GRAPHの北川一成さんとヨシモリ株式会社が一緒になってつくった、このクニメタル・コグチ。全部で44アイテムあるのですが、その中から3種類の実物を綴じ込んでいただいています。

でもって、「クニメタル・コグチ」の発売と時期を同じくして、ヨシモリ株式会社の既存製品も含めた新しい見本帳が完成。これはヨシモリ株式会社のWebサイトから申し込めば、1社につき1セット、無料で送ってもらえるので、みなさんぜひ! 申し込みはこちらから。
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by design_hikidashi | 2010-02-12 18:03 | ただいま制作中!

ほぼ日に出会った。

昨日のことですが、次号『デザインのひきだし10』の打ち合わせで、cozfishへ行ってきました。そそくさと上がり込むと、そこには先客の方が。ほぼ日のスガノさんだー。こんにちは。何やら祖父江さんの作業をスガノさんが見守っていました。

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祖父江さん、厳しい顔になってます! スガノさんはおやつ中(笑)。

すみません。お邪魔してしまって。私はその横で待たせていただくことにしたのですが、スガノさんが手にしている本の小口がすごくステキなことになっているので、ついつい話しかけてしまった。

「なんですか、そのステキな小口の本は?」

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「ほぼ日のWebからだけ買える『どもだちがやって来た。』っていう本なんですよー」とのこと。ブルーで小口がスプレー塗装されたあとに、白で雲が印刷されてます。キャー、すてき。まだ売っているとのことで、さっそく注文してしまった。小口買い(笑)。
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by design_hikidashi | 2010-02-10 15:45 | ただいま制作中!

PAPER'S No.34 2010冬号

今朝、薄いグリーンの「玉しき」の紙でできたきれいな封書が届いた。竹尾のPAPER'S No.34 2010冬号が入ってた!

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これは以前は「玉しき きっか」という名前の紙だったと思うのですが、他のシリーズと名前が統廃合され、すべて「玉しき」に。模様違いは色名の方で区別するようになったそうです。案内はこちら

で、入っていたPAPER'S、今回の「紙について話そう」は、ブルーマークの菊地敦己さんと漫画家の高野文子さん! うわ、すてき。

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その中の高野さんのお話に「(ペーパークラフトの話の中で・前略)色のついた厚紙でつくったんだけど、カッターで切ったときの断面が白いとちょっとがっかりするんですよね。」という一文が。ホント、そうですよね。本でも紙の断面が気になることあります。

そんなときの選択肢のひとつなりそうな紙が、新たに誕生しています! それはヨシモリ株式会社の「クニメタル・コグチ」。色カード紙にアルミが貼合してあるので、断面は白くない! 『デザインのひきだし9』では、その詳細と実物の「クニメタル・コグチ」が3種類綴じ込まれてますので、ぜひご覧くださいー。

PAPER'Sは竹尾見本貼各店などでもらえるはずです。インタビューと、その続きはWebにもアップされるようですよー。今から続きが楽しみ。
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by design_hikidashi | 2010-02-09 12:39 | その他

デザイン書を「見てから」購入できるWeb書店

Amazonで未だ「現在お取り扱いできません」となっている『デザインのひきだし9』ですが(Amazonの中の方、どうしてなんですかー!)、心配になって他のネット書店を見ていたら、こんなサイトがありました。

デザイン書を「見てから購入」できるWEBSHOP

おお、こちらではちゃんと売っていただいているではないか。ホッ。

今、ひきだしとは別の書籍でいっぱいいっぱいになっているので、こんな短いブログですみません! ちなみに今つくっているのは「ショッピングバッグ」の本。いやぁ、世の中には見た目も機能もすてきなショッピングバッグ(紙袋)がいろいろあるんですねぇ。詳細はまた。
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by design_hikidashi | 2010-02-04 16:58 | その他

できぬなら 自分でやろう 印刷・加工

そろそろ都内書店に並び出す『デザインのひきだし9』ですが、紙の特集は巻頭に。そして巻末特集は「できぬなら 自分でやろう 印刷・加工」という記事を掲載しています。

印刷物をつくる場合、お金がなかったり、時間がなかったり、小ロットすぎてやってくれるところがなかったりと、さまざまな理由から、やりたい印刷や加工が実現できないことってありますよね。そんなときは、もう、腹をくくって自分で印刷加工してしまおうではないか! という特集なのであります。

このブログでも、ひきだし編集部がポスターや年賀はがきを自作しているところを、ご紹介したことがありますが、数百くらいなら、効率よくやればそれほど時間がかからずにできる加工もあります。それに作業自体がだんだん楽しくなってきて……(笑)。

でもって最近は、この特集内でもご紹介している「パーソナルシールプレス」という、ハンディなエンボス機で、自分の名刺に「ひきだしちゃん」をエンボス加工しています!

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活版が映えるようにと、ふわふわなハーフエアという紙を使っているので、これがまたエンボスが映えること映えること。

このパーソナルシールプレスは、2万円強でオリジナルデザインのエンボッサーがつくれてしまう。送付状とかちょっとしたお手紙なんかにも気軽にエンボス加工ができて(ホチキスの2周り大きいくらいの機械です)、ついつい欲しくなる逸品!
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by design_hikidashi | 2010-02-03 15:56 | ただいま制作中!