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デザインのひきだし・制作日記

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カテゴリ:イベント・展覧会・新製品情報( 83 )

「印刷加工連」ってなんだ!?

印刷や加工、紙関連では、いろいろな組合や連合会などがある。でも「印刷加工連」って、聞いたことがあるようなないような……と思われた方もいるのでは。

実はこの「印刷加工連」は、デザインのひきだしでもいつもお世話になっている、加工やデザイン事務所6社が、息を合わせて新しいものを生み出そうと立ち上がったチームなのだ。

具体的には、9月21〜23日に行われる「TOKYO ART BOOK FAIR」で(実はこれに関しても、ひきだしからお知らせがありますが、もう少し期日近くになってからまたあらためて。でも面白い展開になると思いますので、ぜひその日は空けておいてくださいね!)、6社が力を合わせてつくった、紙のプロダクトを発表・販売する予定です。

編集部・津田も、この会合の末席に加えていただいて、その様子を聞かせていただいているのですが、「こんなことできるかな?」ということに、プロフェッショナルなみなさんから「こうすればできるのでは?」「まず試作してみよう!」と、どんどんと話がすすみ、おもしろいおもしろい。いつもの仕事でも、こんな風にすすんだら、どれだけモチベーションがあがるか……とうらやましくなる光景です。

そんな6社から、どんな紙のプロダクトが生まれるのか、今から楽しみでしょうがない!

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奴らが帰ってくる!

史上最強との呼び声高い、印刷加工とデザインのエキスパート達による夢の協演。

その名も 『印刷加工連』 !
この秋、アートブックフェアに初上陸だ!

2012年春、インターネット上で話題騒然、皆の度肝を抜いた あの「紙文具」。表紙には、紙に別の紙を埋め込む驚きの技法 紙象嵌(かみぞうがん)が施され、なんということだろう!中に収められた文具の数々も全てが紙で出来ている。職人たちの”紙技”から生まれる美しいたたずまいに思わず溜息がもれる。

その感動を再び。

「紙文具」作成のためだけに召集された類まれなき超豪華メンバー、印刷加工・デザインのオールスターズ。紙、印刷加工の酸いも甘いも知り尽くした奴らのポリシーは「技術の+αを価値の+αに変えること」「技術は商品の後ろでストーリーをささやく存在であること」だ。

目撃せよ。
この秋、奴らが 『印刷加工連』 として待望の復活を遂げる!

『印刷加工連』 は6社から成る。
・ 有限会社篠原紙工
・ 株式会社小林断截
・ 鈴木製本有限会社
・ 株式会社東北紙業社
・ 有限会社コスモテック
・ 株式会社 ALL RIGHT

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各社のくわしい情報などは、こちらに。併せてぜひご覧くださいー。
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by design_hikidashi | 2012-08-16 10:50 | イベント・展覧会・新製品情報

『レイアウト、基本の「き」』刊行記念・佐藤直樹(ASYL)トークショー開催します!

重版出来!

出版関係者なら誰もが大好きな四字熟語。私ももちろん大好きです。好き過ぎて過剰気味くらいです。

さて、そんな大好きな四字熟語「重版出来(あ、ちなみに読み方は「じゅうはんしゅったい」です。じゅうはんでき!じゃないのですよ)」を、発売1ヶ月にして早くも使わせていただいた『レイアウト、基本の「き」』。明日には重版分も出荷になります。早々にお買い上げいただいたみなさま、ありがとうございます!

アジールの佐藤直樹さんに書いていただいたこの本、発売から1ヶ月以上経ってしまいましたが、この度、刊行記念トークショーを開催することになりました。(発売直後は本が早々なくなってしまい、イベントどころではなかったんです……読みが甘くてすみません)

7月21日(土)16時から、表参道の青山ブックセンター本店にて。予約不要、料金無料。

ご参加いただく方も、そうでない方も、佐藤さんに聞いてみたいことを、ぜひ事前にお教えください。トーク時、佐藤さんにどんどん答えていっていただこうと思います。「どうしたらレイアウトが上達する?」「ロゴをうまくつくるには?」「メインを赤にしたとき、他にはどんな色を使うと効果的?」などなど、まじめなレイアウトの質問でも、「どうやってデザイナーになればいいの?」「今更、紙媒体のデザイナー目指しても大丈夫?」などの進路(?)相談、「『デザインのひきだし』をどう思ってる?」「一緒に仕事をしたい人ってどんな人」など、デザインと直接関係ない質問でも構いません。

hikidashi@graphicsha.co.jp までメールでお寄せいただいても結構ですし、Twitterで「 #基本のき 」というハッシュタグを付けてTweetしていただいても構いません。

さて、最後に、佐藤さん、どんな方にきていただきたいですか?

「誰が来てもらってもいいんですよね。マニアックな人じゃなくて。幅広い人に来てもらいたいです。どんな人が来ても驚きません」(佐藤談)

というわけで、レイアウトをまだしたことがない! という人でも、バリバリにやってるという方でも、レイアウトに興味ないけど本書く人ってどういうことしてるの? でもいいです。とにかく幅広い方、ぜひおいで下さい!


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『レイアウト、基本の「き」』(グラフィック社)刊行記念
佐藤直樹(ASYL)トークショー 司会:津田淳子(デザインのひきだし編集)

日時 2012年7月21日(土) 16:00~17:00(集合時間15:45~)
料金 無料
会場 青山ブックセンター本店内 デザイン書コーナー

デザイナーを目指す人、必見!
レイアウトができない、上達しないのは、「基本中の基本」がわかっていないからかも。

今までレイアウトなんて一度もやったことがないのに、自分で手がけなくてはならなくなった。
美大に通っているけど、実際にチラシをレイアウトしてみようと思ったら、どうにもうまくまとまらない。
デザイン事務所で働きだしたけど、なかなかレイアウトにOKがでない。

こんな悩みを持った人に、ぜひとも読んでもらいたいのが本書。今までのレイアウトの入門書とはひと味もふた味も違うレイアウトの本です。
本書の刊行を記念して著者の佐藤直樹さんをお招きし、トークイベントを開催します。
※店内で行われるイベントですので、お立ち見での参加となります。
予めご了承ください

プロフィール
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佐藤直樹

1961年生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。肉体労働から編集までの様々な職業を経た後、88年より株式会社翔泳社でデザインをスタート。94年『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。その後独立し、アジールデザイン(現・株式会社アジール)を設立。2009年からは美学校で講座「絵と美と画と術」をスタート。2010年にオープンしたアートセンター「3331Arts Chiyoda(アーツ千代田3331)」ではデザイン・ディレクターを務める。
多摩美術大学准教授(造形表現学部デザイン学科)。

※ちなみに上記プロフィール画像は、ネット上のものを9個、左上から横に、津田が予想する時系列にならべたものですが、合っているのでしょうか? そしてけっこう時間が経っているように思えるのですが、9画像中3画像で同じ服を着ているのがすごい。
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by design_hikidashi | 2012-07-09 14:40 | イベント・展覧会・新製品情報

TOKA VIVA FLASH DXの見本帳をGETせよ!

先日、このブログでも『デザインのひきだし16』でご紹介している、新しい蛍光インキ「TOKA VIVA FLASH DXシリーズ」のことに触れました。その記事はこちら

ホントに、一瞬「何事か!?」と思うようなすごい蛍光感で、オフセット印刷1度刷りでこんなにすごい蛍光色が出せるのか、と感慨深い感じがします。

本誌には、「TOKA VIVA FLASH DXシリーズ」の全17色から6色をピックアップして、コート紙/上質紙それぞれに6色を刷った計12枚のサンプルがついています。1度刷り、2度刷りそれぞれのベタ刷りや線、文字、写真、イラストなどが刷ってありますので、デザインするときのご参考になるかと。

そしてこの度、「TOKA VIVA FLASH DXシリーズ」の開発・製造・販売をするT&K TOKAから、この「TOKA VIVA FLASH DXシリーズ」も含めた新しいインキ見本帳が完成したということで、お送りいただいた。ジャジャン!
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写真じゃわからないけど、まぶしー! こちらはコート紙にベタ刷りされているので、インキ見本としてはもちろん、印刷会社に指定するときのカラーチップにもなるすぐれもの。

よく見てみると、あっ、「TOKA VIVA FLASH DXシリーズ」の各色に色名がついてる! そう、今までは180マゼンタなどと、型番で呼んでいて、なぜか青みがかったすごい蛍光イエローだけ「サターンイエロー」という名前がついていた。

以前、開発のお話を伺ったときに「サターンイエロー以外、こういう色名とか愛称をつけないんですか?」と聞いたら、TOKAさんが「付けてくださいよ(笑)」などとおっしゃっていましたが、ちゃんと考えていたんじゃないですか。このこの〜。

ちなみに色名は、番号若い順に、バッカスマゼンタ、ウラノスマゼンタ、マーズマゼンタ、キュービッドマゼンタ、ジュノーピンク、ヴィーナスピンク、セレスレッド、プルートレッド、バルカンオレンジ、マーキュリーオレンジ、ヴェスタオレンジ、ジュピターイエロー、サターンイエロー、オーロラグリーン、ダイアナグリーン、アポロシアン。どれもユニークでいいなぁ。

これだけ書かれると、このインキ見本帳、ほしくなりますよね。そんな方に朗報! なんとT&K TOKAのサイトから見本帳申し込みができるんです!!(それも無料で) お仕事で使う方、ぜひともこの見本帳をゲットして、蛍光色を使うときに指定してくださいな!

申し込みはこちらのフォームから。「■お問い合わせの内容」のところで「見本帳」を選び、「■お問い合わせやご質問」に「BEST ONEの見本帳が欲しい」旨を書いてお申し込みください。そしてできれば、「■お問い合わせやご質問」欄に「デザインのひきだしで見て、見本帳申し込んだ」と書いていただけると尚一層うれしいです。
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by design_hikidashi | 2012-07-04 18:01 | イベント・展覧会・新製品情報

白インキ徹底テスト結果展 今週金曜日まで!

先週の日曜日18時から開催した、「白インキ徹底テスト結果展」トークショー、予想以上にたくさんの方にきていただけて、本当にうれしかったです。大島依提亜さんのお話も、相変わらず変態っぷりを発揮してておもしろく、また見本をみなさんに見せる係で名久井直子さんにもお手伝いいただいて(なんて豪華なアシスタント!)、出た本人が一番たのしかったのでは……と一抹の不安も。。。

さて、そんな「白インキ徹底テスト結果展」ですが、いよいよ残すところ今日を入れて3日となりました。22日(金)の19時には撤収してしまいますので(また、今回以外に展示の予定もありません)、お時間ある方は、ぜひ金曜日までにご覧ください。

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『デザインのひきだし16』第二特集連動
「白インキ徹底テスト結果展」

■日時:2012年6月8日(金)〜6月22日(金)
■会場:青山ブックセンター本店内・デザインコーナー
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by design_hikidashi | 2012-06-20 15:36 | イベント・展覧会・新製品情報

『レイアウト、基本の「き」』発売中!

いろいろな人から「レイアウトの基本を知るために、おすすめな本ってある?」と聞かれることがある。その度、うーんと考え込み、書店で探したりするのですが、どうにも本当に基本をしっかり抑えてあっておすすめの本というのは見あたらなかった。

基本と銘打っていても、それは「レイアウト」の基本ではなく、「アプリケーション操作の基本」だったり、「実践で役立たない基本」だったり。また内容がよくても、作例がダメダメで読む気にならなかったり。

何年間もずっとそんなことを思っていたところ、『デザインのひきだし』のアートディレクターも務めていただいているアジールの佐藤直樹さんが、「それなら書くよ!」と言ってくださったのが1年ほど前。

そこから艱難辛苦……というほどでもないかもしれませんが、紆余曲折ありつつ、『レイアウト、基本の「き」』という、本当に最初に読んでいただきたい、基本中の基本がつまった本ができました。

ジャジャーン。
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本書は「0章」から始まります。0章っていうのも、改めて考えてみると変な感じですが、これは導入ページで、佐藤さんが本当に目の前でしゃべって教えてくれているような、そんな気になるページです。

それら含めamazonの「なか見!検索」で、内容がチラッとみられますので、よろしければそちらもご覧ください。→こちら

担当編集の私が思う、本書のポイントをご紹介します。

●本書の4つのポイント
1、25年間、デザインの第一線で活躍してきた佐藤直樹氏による、実践的な基本だけを掲載。
2、意識して「見る」ことが、レイアウト上達に一番大事だということを、実践をふまえて多数紹介。
3、「単にかっこいい」という雰囲気ではなく、どうしてこうするといいのかという「訳」を解説。
4、全体構成、書体・文字組み、写真やイラストの扱い、グラフやチャート・表のつくり方、色や配色など、レイアウトに必要な一通りの知識を網羅。

これからレイアウトを始める人はもちろん、どうにもレイアウトがうまくならないと悩んでいる方、きちんと情報を整理してレイアウト発注したいという編集者や発注者の方々にも、お役立ていただけると思いますので、ぜひ一度、書店店頭でごらんください!

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レイアウト、基本の「き」

佐藤直樹+ASYL 著

デザイナーを目指す人、必見!
レイアウトができない、上達しないのは、「基本中の基本」がわかっていないからかも。

今までレイアウトなんて一度もやったことがないのに、自分で手がけなくてはならなくなった。美大に通っているけど、実際にチラシをレイアウトしてみようと思ったら、どうにもうまくまとまらない。デザイン事務所で働きだしたけど、なかなかレイアウトにOKがでない。こんな悩みを持った人に、ぜひとも読んでもらいたいのが本書。今までのレイアウトの入門書とはひと味もふた味も違うレイアウトの本です。

B5判 並製 定価:本体2,300円(税別)
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by design_hikidashi | 2012-06-13 17:42 | イベント・展覧会・新製品情報

書籍「コレクションシリーズ」2冊が好評発売中!

すっかり制作日誌をサボっていたわけで、新刊紹介のときばかりでてきてすみません。でも新刊と言いつつ、もう先月、先々月の新刊紹介をさせていただきます……。

2冊とも、カバーデザインは名久井直子さんにお願いしていますが、どちらも内容に併せて、紙や印刷加工に凝ったものになっています。でも、予算は限られているので、貧乏やりくり満載で。いずれそんなこともご紹介していきますので、懲りずにブログをご覧くださいませ。

そうそう、2冊目の『特殊印刷加工グラフィック・コレクション』は、カバーに箔押し+ロー引き加工が施してありますが、その箔押しの様子を、加工を担当してくださったコスモテックさんがアップしてくださっていますので、ぜひこちらもご覧ください!

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使い方がうまい! 紙もの・紙加工ものコレクション

グラフィック社 編集部 編

ファンシーペーパー、クラフト紙からチープな紙、工業用紙、産業用紙まで、紙づかいが抜群な作品と型抜き、折り加工、タック加工、ホットスタンプなど参考にしたい紙加工作品の貴重コレクション!

『デザインのひきだし』での読者アンケートでも、圧倒的に要望が多いのが「紙のことをもっとしりたい」という意見。仕事でも、個人的な趣味としても、紙ものが好きな人、紙もの、紙加工されたものをつくる人は数多くいます。
そこで、さまざまな紙をうまく使いこなした紙ものと、紙に上手に加工を施してつくられた紙加工ものを集めて掲載。
自分で優れた紙もの/紙加工がされたものを探さなくても、これ1冊あれば、デザインに参考となるたくさんの紙ものが掲載されています。読者のデザインソースとなる資料集です。

●掲載カテゴリ
●さまざまな特殊紙・ファンシーペーパーを 効果的に使った作品
きれいな色紙やエンボス模様紙、透け感のある紙やピカピカキラキラなメタリックペーパーなど、ステキなファンシーペーパーを、上手に使いこなした作品をご紹介。
●折ったり、抜いたり、さまざまに紙加工を施した作品
折り加工や型抜き加工を施すことで、立体になったり、複雑な形状になったりと、幅広い魅力を持たせることができる紙加工。そんな紙の加工を匠に使いこなした作品をご紹介。
●チープな紙、機能紙、産業用紙を工夫して すてきに使っている作品
一見なんでもないチープな紙や包装用紙、板紙、そして一般的な印刷物ではあまり使われない機能紙や産業用紙などを使いこなした作品を多数ご紹介。
●こんな使い方! 驚きの紙使いをした作品
普通の紙の裏面を糊引き加工して、シールにして使用したり、木と紙を合板したりと、大変な工夫を凝らして紙を使いこなしている作品をご紹介。

B5判 並製 総216頁 定価:本体2,800円(税別)
978-4-7661-2351-7 C3070

amazon (なか見!検索 あり)

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技術もすごい!予算もクリア!特殊印刷加工グラフィック・コレクション

グラフィック社編集部 編

スクリーン印刷をつかった、見た目もひと味違う特殊印刷作品や、
オフセットや活版印刷などの身近な印刷をうまく使いこなした特殊印刷作品
エンボスや箔押し、空押し、ホットスタンプなどを施した特殊加工作品
青焼きやレンチキュラーなど目を見張る特殊加工など、
参考にしたい特殊印刷や特殊加工作品の貴重コレクション!

箔押しやエンボス加工、スクリーン印刷を使ったさまざまな特殊印刷など、巷には数多くの特殊印刷、特殊加工と呼ばれる技法があります。印刷物にお金をかけられない現在、それでもこうした特殊印刷を使うのであれば、今までより、よりいっそう効果的に使いたい。そして、なるべく安く使える方法を知りたい、というのが読者の希望だと思います。そこで、さまざまな特殊印刷、特殊加工が施された印刷物を集めて、加工ごとにカテゴリ分けして掲載。読者のデザインソースとなる資料集を提案します。また各章の頭では、それぞれのプロに、どうしたらコストダウンできるのか、うまい使い方、使い方のコツなどをインタビューし、解説記事を掲載しています。

B5判 並製 総216頁 定価:本体2,800円(税別)
978-4-7661-2367-8 C3070

amazon (なか見!検索 あり)
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by design_hikidashi | 2012-06-06 15:00 | イベント・展覧会・新製品情報

『デザインのひきだし』の押し入れ展 in 大阪 開催中!

ゴールデンウィークのまっただ中。朝の電車もすいてるし、連絡も少ないし、仕事が捗りますな。

さて、告知が遅くなってしまいましたが、東京の青山ブックセンターで開催した「『デザインのひきだし』の押し入れ展」が、現在、パワーアップして、大阪・梅田にあるMARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店にて開催中です。

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今回も、さまざまな試作や校正紙、本誌製作につかった抜き型や箔版など、いろいろ展示しています。東京と違うものとしては、『デザインのひきだし⑤』の表紙は、エンボス箔押しをしていますが、箔の色が1色(銅色)だったこともあり、たいていの方は「1度押し」でつくっていると思われているかと。

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でも実はこれ、エンボスや微細エンボスがある部分と、平面な通常の箔押し部分は、分けて加工しているんです。というのも、それぞれにかける圧力が違うので、2版に分けないとうまく再現できないということで、1度押しに見えるのに、実は2つに分けているという、なんとも贅沢な仕様になっています。

今回の展示では、それぞれの版をテスト押ししたものが出てきたので、それも展示しています。テストを見てから本物の表紙を見ると、また違った印象を受けるのではと思います。

東京と同じく、自由にお持ち帰りいただけるお土産もおいてありますので、お近くに寄られた際には、ぜひご覧ください!

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『デザインのひきだし』の押し入れ展 in 大阪
場所:MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
   7階、イベントスペース
会期:2012年4月23日〜5月12日 10時~22時(最終日は15時頃まで)
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by design_hikidashi | 2012-05-02 17:21 | イベント・展覧会・新製品情報

『クリエイターのための法律相談所』発売中!

仕事をしている上で「困ったな」ということは、いろいろ起こります。特にお金のことや著作権のこと、意匠権やパブリシティ権、肖像権など、法律に関わってくることは「これは正しいのかな?」と疑問に思うことも多いでしょう。そんなとき、弁護士に相談できればいいのでしょうが、知っている弁護士さんがいなかったり、金額的に難しい……という場合も多いのが現実。現に私も、ちょっと困ったからといって弁護士さんに相談するのは、ちょっと敷居が高い感じがしてしまいます。

そんなとき、まずは開いてみていただきたいのが、このたび刊行した『クリエイターのための法律相談所』。QA方式で、実際にデザイナーやイラストレーター、カメラマンなどから募った、法律に絡んだ疑問を解説しています。

もちろん、必要な法律についてわかりやすくコンパクトにまとめてもありますので、クリエイターに関係が深い法律知識を網羅的に知りたいという方にもお役立ていただけると思います。

寄藤文平さんの装画が入った黄色いカバーが目印ですので、書店店頭でぜひご覧ください!

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『クリエイターのための法律相談所』

松島恵美・諏訪公一著

著作権はもちろん、お金のこと、下請法、パブリシティ権、肖像権、意匠権のことなど、クリエイターが知っておきたい法律のアレコレをQ&A方式で現実に即してわかりやすく解説。

「ギャラって何年も請求し忘れてると、もうもらえないの?」「ポスターをデータ納品したら、そのデータを勝手にフライヤーに流用された。これってあり?」「頼まれた仕事を納品したのに、そのだんになってやっぱりいらないって言われた!」「最初に打診された金額よりだいぶ安い金額に負けてくれと、仕事が終わったあとに言われても……」こんな疑問は、デザイナーやイラストレーター、カメラマン、編集者、広告制作者などなど、クリエイターにとっては非常に身近な問題。でもその都度、弁護士に相談もできないし……。そんなときに役立つのが本書。53問のQ&Aで、著作権だけではなくお金のこと、下請法のことなど、クリエイターに必須の法律問題をわかりやすく解説します。またクリエイターが知っておきたい法律知識のコンパクトなまとめや、契約書、発注書、秘密保持契約書などのサンプル文書も掲載して、今日から役立つ1冊です!

定価2500円+税

amazon←なか見検索あり bk1 TSUTAYA online 丸善&ジュンク堂 楽天ブックス
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by design_hikidashi | 2012-03-13 19:25 | イベント・展覧会・新製品情報

『デザインのひきだし』の押し入れ展、開催中!

今月初めに発売した『デザインのひきだし15』で、実は創刊から丸5年が経過しました(年3号なので)。あまりにもあっという間で、自分自身でびっくりしていますが、確かに数えてみるともう5年が経っているのでした。これもいつもご支援くださるみなさまのおかげです。本当にどうもありがとうございます。

そのお礼……にはならないかもしれませんが、誌面にのせられなかったもの、のせたけれどもやはり現物を見て頂くと、その迫力に驚くものなど、ひきだし編集部の押し入れを引っ掻き回して出してきた、色校正や試作品、また本誌をつくるのに使った抜き型や活版の版、パッド印刷の凹版とパッドなどを、青山ブックセンター本店に、昨日より展示させていただいております。

『デザインのひきだし』の押し入れ展、です(変な名前ですみません)。
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『デザインのひきだし』の押し入れ展
場所:青山ブックセンター本店 デザイン書コーナー近くの壁面
日程:2012年2月28日(火)〜3月16日(金)
   10:00 ~ 22:00(最終日は撤収のため、19時頃まで)
   無休(休館日がある場合は青山ブックセンターのホームページ上でお知らせ)
入場料:もちろん無料

幅10メートルほどの壁面とその前の台に、いろいろ展示しているのですが、例えば『デザインのひきだし10』(活版特集)の表紙で使用した、活字の組版。
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『デザインのひきだし14』の小口印刷に使用した、パッド印刷用の凹版(2色分)とパッド。
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現在発売中の『デザインのひきだし15』の表紙に貼ったレンチキュラーの校正。
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ちなみに先着で、『デザインのひきだし15』の表紙に貼ったレンチキュラーシートを差し上げていますので、ぜひお持ち帰りください(なくなってしまった場合はご容赦のほど)。

他にもいろいろな物が展示してありますので、ぜひ足をお運びいただければと思います。もちろん展示したあれこれに関連する『デザインのひきだし』も販売していますが、今や自社内にもほぼない、最初の頃のバックナンバーも特別販売していますので、もし探していらっしゃる方がいれば、この貴会にお買い求めいただければと思います。

また、『デザインのひきだし15』の第2特集「2011年ベスト・ブックデザインはこれだ」でご紹介した本も、同時に並んでいますので、そちらもぜひともご覧ください。

展示品にはそれぞれキャプションをつけてありますが、それだけではわからないという方は、どしどしhikidashi@graphicsha.co.jpまでメールを送って頂くか、もしくはtwitterで@tsudajunko宛にメンションとばしていただければお答えします!
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by design_hikidashi | 2012-02-29 01:20 | イベント・展覧会・新製品情報

日本製紙「石巻工場の復興の歩み」展が開催されますよ!

※正式なタイトルが「復興へのキセキ。」展に決まったようです。詳しくはこちらに。(1月12日追記)

2011年は3月の震災があり、それまでの価値観や考え方を考え直す機会が多くありました。ガラッと180度変わったわけではありませんが、数度変わった気がします。

震災では、製紙工場が津波の大きな被害を受け、紙の抄造ができなくなったり、在庫されている紙も荷崩れで使えなくなったり。また流通も混乱して「紙がない」という状況になりました。紙以外もインキの供給が危ぶまれたりと、今まで「なくなる」なんてことを考えたことがなかったものが、どんどん手に入りにくくなり、そんな中で本をつくる意味というのを深く考えさせられました。

でも、私にできることは、やはりそんな中でも本をつくっていく、ということなんだなというのが結論です。「どんな本をどうやってつくるか」それが大事なんだと思っています。少しずつ、その思いを形にできればと思っていますので、今年もどうぞよろしくお願い致します。

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さて、今日、うれしいメールをいただきました。日本製紙の方からです。昨年3月の震災で甚大な被害にあった石巻工場の復旧が進み、その復興の歩み展が開かれるというお知らせでした。

「石巻工場の復興の歩み」展

日本製紙の基幹工場でもある石巻工場。その復興の様子の写真や映像、復旧後の製品等が展示されるそうです。

日時:1月17日(火)−19日(木) 10:00−17:00
場所:日本製紙 竹橋本社ビル9F 竹橋ペーパーギャラリー

Webで「日本製紙 石巻工場」で画像検索すると、その被害の様子を写した多くの写真が見つかります。ここからどう復旧していったのか、ぜひ私も見に伺いたいと思います。

石巻工場の現状ですが、

瓦礫の処理を終え、電力設備から復旧させ東北電力経由で地域への電力供給を開始しました。またボイラーという設備で地域の瓦礫を現在処理しています。製紙マシンの方は、嵩高紙を生産している8マシン、塗工紙・グラビア紙を生産している4コーターの復旧が完了し、まだ3割程度の復旧状況ですが、ようやく復興への光が見えてきました。

とのことです。こちらでつくられている紙のひとつ「フロンティタフ」も、震災で供給がストップしていましたが、昨年12月12日のリリースで販売再開のうれしい知らせがありました。

私は、こうしてできた紙を、無駄なく、でもできるだけたくさん適材適所で使っていきたいと思います。
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by design_hikidashi | 2012-01-06 13:01 | イベント・展覧会・新製品情報