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デザインのひきだし・制作日記

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カテゴリ:見学記( 5 )

カコウイチで「いいかげん折り」が!

今週、平和紙業(東京の方)で行われていた「カコウイチ」。加工会社4社が集結して、加工の可能性をさまざまに見せてくれる展示で、大変おもしろかったです。
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私は今日、最終日にお邪魔しましたが、各会社の実演が始まるか始まらないかという早い時間にも関わらず、もう人が押し寄せてて、改めて紙や加工の力を感じました。

どれもこれも、細かくご紹介したいものばかりでしたが、中でも、紙に別の紙を型抜きながら埋め込む「紙象嵌」の実演がおもしろかったです。
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紙と製本方法を選んで、その場でノートをつくってもらえるサービスが行われていたんですが、そこでつくってもらったノート。その表紙に紙象嵌をしてもらいました。茶色い表面のボルダという紙に、銀色のアルミ蒸着紙を象嵌。シールを貼ったのとは違って、象嵌のエッジが、地の紙にキュッと入り込んでてステキ。

今回、その紙象嵌を行っている東北紙業社さんが、新たな紙象嵌の可能性を見せてくれました。それがこちら。
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今までの象嵌だと、招き猫のシルエットだけを象嵌していたのですが、象嵌で使う抜き型に、空押し部分もつくって、象嵌と同時に空押し(デボス)加工もしているのです! いやぁ、こうして加工の可能性はどんどん広がっていくんですねぇ。すばらしい。

そして、『デザインのひきだし14』に掲載した「祖父江慎の実験だもの」。そこでは、このカコウイチに出ている篠原紙工さんと一緒に「いいかげん折り」という、折り機を使って「わざと」斜めに折るという実験をしました。いいかげんに折ったような折りが機械でできる! そんな可能性にうっとりした実験でしたが、そのいいかげん折りが、会場限定で通常の金額よりかなり安くお願いできる、という企画が行われていました。
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これがいいかげん折りされたパンフレット。端っこが全然あってなくて、いい感じでしょ?

そして、実は私、今回の企画を事前に聞いて、非常にビックリしたことがあるんです。それは、今回の展示限定で、このいいかげん折りを通常価格より割引価格で受注します! と、篠原さんが言ったこと。

ん? 通常価格??

印刷やさまざまな加工って、印刷通販を除いては、ほとんど「通常価格」を知らせてもらえないことが多い。案件ごとに見積りをお願いして、それで頼むのがほとんど。だから「通常価格」を提示して、そこから割り引いて受注します、ということを表に出すということにびっくりしたんです。

実際に会場に行ったら、通常価格と今回の割引価格がしっかり印刷されてました。
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でもって、思ってたよりかなり安い! 一応注意書きしとくと、これは「折り代」だけじゃなくて、紙代と印刷代も含めた金額ですよ。これなら、びんぼうはひきだし編集部でもお願いできるなぁ。

ちなみにこの特別価格での注文は、11月5日までにinfo@s-shiko.co.jpまで申し込めばいいそう。注文についての問合せは、keisuke@s-shiko.co.jp/TEL.03-5628-0608、篠原紙工の篠原さん宛に。
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いいかげんに折ってあるって、ちょっとした発想の転換ですが、他にないものなので、印刷物としていろいろな可能性があると思います。目につくし、気になるし。ちょっとした枚数のものでも注文できるので、この機会にどうでしょ?(って、私、何屋だ!?)
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by design_hikidashi | 2012-10-26 18:40 | 見学記

特種東海製紙・紙のショールーム「Pam東京」に行ってきた。

今日の午後は、先月オープンしたばかりの「Pam東京(パムとうきょう)」に行ってきました。これは、多くのファンシーペーパーなどをつくっている製紙会社「特種東海製紙」が行なっているもので、場所も東京駅の八重洲口からすぐのところにある、特種東海製紙の本社内にあります。八重洲ブックセンターの近くというとわかりやすいでしょうか。

1Fがみずほ銀行が入っているビル(常和八重洲ビル)の6Fにあがり、エレベーターを降りると、おっ、何やらカラフルなスペースが目に入ります。吸い込まれるように近寄ってみると、そこがPam東京

入り口には、木でつくられた抄紙機の模型が! ほ、ほしい。

中に入ると、正面の壁一面に、特種東海製紙がつくっているファンシーペーパーが、短冊状に切って貼られています。
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実はこれ、引き出しになっていて、自由に引き出して、中に入っているA4サイズの紙見本をもらうことができるんです! す、すごーい!!
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それも100kg前後(四六判換算で)の紙厚のサンプルが入っています。銘柄名や色名が引き出しには書かれていないのでわからない……という方は、このスペースに入ってすぐの右側に、どこの棚にどんな銘柄の紙が入っているか、という表が印刷されたシートがあるので、これをもらうのが吉。これと照らし合わせて、紙の銘柄名を特定しよう。
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ここの引き出しにない銘柄も、バックヤードにはあるそうなので、欲しいサンプルがない場合は、お願いして出してもらうこともできるとのこと。特種東海製紙のオフィスが隣接しているので、こんなお願いも聞いてもらえるし、紙についてわからないことも教えてもらえて、これもすばらしいですね。

ファンしペーパーのカットサンプルがもらえるのも、飛び上がるほどすばらしいのですが、それ以外に私が気になった(気に入った!)のが、中央台に置かれていた、特種東海製紙やそのグループ会社でつくられている紙や紙製品。

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こんな養生シートとかクラフト紙の加工紙なんかが見られたり、

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「デザインのひきだし9」でもご紹介した「耐油紙」も置いてあったり、

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樹脂と一体成型することで、メラミン食器に絵柄をつける「オーバレイ用紙」など、普段、原紙の状態であまり目にすることのない機能紙なんかを見ることができるのも、ステキ。

3月中に企画展も始まるとのこと。紙好きの人は、ぜひ一度足を運んでみるべき!と強く思ったショールムでした。

特種東海製紙 Pam東京
開館時間:月-金曜日10:00-18:00(土日祝日休)
問い合わせ:ファンシー営業開発部 Tel.03-3273-8510 Fax.03-3273-8513
所在地:東京都中央区八重洲2-4-1常和八重洲ビル6階
アクセス:JR東京駅八重洲南口下車、徒歩2分
     東京メトロ銀座線京橋駅明治屋口下車、徒歩3分
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by design_hikidashi | 2011-03-01 18:24 | 見学記

4030ペーパーサイト

今朝は朝から紙の商社シオザワさんへ。ここは1Fが「4030ペーパーサイト」というショールームになっていて、いろいろな紙でつくられた製品の展示や販売がされている。

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光がいい感じに入るきれいなスペースなんですが、こちらに置いてある、ダンボールでつくる動物シリーズがかわいいー!

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1枚のダンボールに型抜きが入っていて、それをばらして組み立てると、こんな風に動物になるというもので、このショールームで販売されています。

私はダンボールが大好きで(っていうのもなんか変ですね)、丸めたダンボールを中に入れてソファをつくったこともあります(笑)。今でも書類入れやちょっとした本箱なんかも、いらないダンボールをもらって来てつくっていますが、軽いし強度も出るしで、いいですよねぇ、ダンボール。

4030ペーパーサイトは、地下鉄有楽町線の新富町駅を出てすぐのところです。
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by design_hikidashi | 2009-10-27 12:24 | 見学記

竹尾見本帖本店2階で

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今、「THE SEARCH」展示が開催されているので、ちょっと行ってきました。10人のデザイナーの方々が紙、印刷、加工を駆使して作品をつくり、展示してあります。

いろいろ面白かったのですが、なかでも「ミランダ」という紙を使って作られた「おりがみ」という作品に、目を引かれました。これは折り方がわからなくても折れるおりがみ、というもので、山折り、谷折りがそれぞれ筋が押されている。実際に折るのはちょっと難しそうだけど、この「ミランダ」という紙は微細なガラス粉が入っていて、すっごくきれいにキラキラするんですが、それが蝶々のリンプンのように見え、上品ですてきでした。

折る前のものを各色もらうことができるとのことなので、もちろんいただきました!

明後日までやっているので、ご興味のある方はぜひ。
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by design_hikidashi | 2009-09-30 19:22 | 見学記

沖縄で浅葉克己さんの講演を聴く

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那覇市内を車で走っていると、与儀公園付近にあった掲示板に「オキナワデザインの現在」という文字を発見。むむ、なんだこれはと思って、急いで携帯で検索してみると、県立美術館で今現在この展示をやっているではないか!

急遽進路変更して県立美術館へ来てみると、ちょうど10分前から、浅葉克己さんが記念講演をやっているとのこと。なんたるタイミング。まだ少々席があるとのことで入れてもらいました。

でもその空いている席というのは来賓席。そそくさと一番前のその席に座らせてもらって、すごいお仕事の数々を冗談いっぱいで説明してくださる講演を楽しみました。いやー、与儀公園付近でキョロキョロしてよかった!
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by design_hikidashi | 2009-09-21 17:38 | 見学記