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デザインのひきだし・制作日記

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カテゴリ:ただいま制作中!( 113 )

『デザインのひきだし25』連載記事も盛りだくさん!

昨日、6月上旬発売の『デザインのひきだし25』「紙の加工大全」特集と特別記事「WIXOSSのすごい制作現場徹底紹介」の内容をご紹介したところ、たくさんの反響をいただいています。ありがとうございます。

しかし、次号の見どころは特集・特別記事だけではありません。
そこで本日は、連載記事の内容をご紹介します。

まずは、いつも驚きの実験にチャレンジする、デザイナー・祖父江慎さんの人気連載「実験だもの。」
今回は廣済堂の協力のもと、オフセット印刷でRGB3色掛け合わせのブラックライト印刷に挑戦!
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ブラックライト印刷は、スクリーン印刷やインクジェットプリンタを用いて偽造防止のためのセキュリティ印刷分野で使われることが多い印刷。現行のお札にも使われており、オフセット印刷のインキ自体は以前から存在していたものの、積極利用はされてきていませんでした。そんなブラックライトインキを今回はオフセット印刷で、しかも単色ではなくRGB3色による掛け合わせでフルカラー印刷に挑戦しているのです!

実験の結果、本誌に綴じ込まれている実物サンプルはこちら。
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ブラックライト以外の光の下ではほぼ無色のインキであるため、このままでは何が何やらよくわかりませんね。

でも、ひとたびブラックライトをあてたならば、通常の光の下では何も見えていなかったところが、カラフルに発光するのです……!
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「おおおおおおー! す、すばらしい!」
写真は、色校を見て興奮し、印刷現場の方へのメッセージをブラックライトペンで校正紙に書き込む祖父江さん。端のほうに、フルカラーに発色する絵柄の一部が見えていますね。どんな絵柄が刷られているのかは、ぜひ、暗闇のなか実物にブラックライトを当てて、ご覧ください!

続いては、ブックデザイナーの名久井直子さんが本づくりにまつわる印刷加工の現場を訪ねる「本づくりの匠たち」
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今回訪問したのは、埼玉県戸田市にある箔押し工場。世界に数台しかない2色機を持つ斎藤商会で、キラキラ輝く箔押しの魅惑の現場をとことん取材してきました。
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大きな箔押し機に興奮の名久井さん。まさか、あんなところにまで入ってしまうなんて……!
たっぷりの写真でお届けする箔押し現場レポート、ぜひお楽しみください。

続いては、世界各国の紙や印刷加工にまつわる現場を訪ねる「海外の現場から」
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今回はイタリアの街ヴェネトにある製紙メーカーFAVINI(ファビー二)社を訪問。280年前から製紙業を営む同社は、独特な原料粉砕技術を用いて、同社にしかつくれない、環境に配慮してかつナチュラルで風合いのいい紙「CRUSH」をはじめ、数多くの紙をつくっている。その現場を見てきました。

実物サンプルとして「CRUSH」全7色も綴じ込まれています。
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右から、コーヒー、ヘーゼルナッツ、アーモンド、オリーブ、キウイ、シトラス、コーン。それぞれの原料粉が抄き込まれている紙です。ザラッとした手触りもいい!

紙といえば、今回の「編集部注目PICK UP!」では、特種東海製紙から新しく発売された嵩高高級印刷用紙「エアラス」をご紹介。
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塗工紙とは思えないやさしい肌合いでありつつも、高い網点再現性で優れた発色と緻密な印刷の美しさを実現している「エアラス」。従来の高級印刷用紙に比べ嵩高で軽い分、同じ厚みの他の用紙よりもコストが抑えられるのも大きな魅力です。

その「エアラス」の「スーパーホワイト」を実物綴じ込み。佐々木愛さんの繊細で美しいイラストレーションで、その印刷再現性の高さをご覧いただけます。
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しかも、実は今回、「編集部注目PICK UP!」を含む前後の16ページはすべて本文用紙に「エアラス スーパーホワイト」を使用しています。このため、イラストレーションだけでなく、写真を印刷したときの感じ、その手触りやページのめくりやすさといった特性も実感できるようになっています。

それからそれから、文字のつくり手を読者とともに突撃する「もじ部 〜フォントの目利きになる!」では、映画タイトルデザイナーの赤松陽構造さんに「もじ部長」としてご登場いただいています。
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40数年にわたり400本以上の映画のタイトルを手がけてきた赤松さん。映画タイトルデザインの仕事内容って? タイトルデザインはどんなふうにつくられるの? そんな疑問に、ていねいにお答えいただいています。
さらには、描く道具によって文字の表情はこんなに変わる、という実演まで!
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実演時に描いていただいた作品の数々や、赤松さんの使っている道具なども掲載しています。

こちらも文字っ子に人気の連載・文字の食卓 正木香子さんの「もじのひと」
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正木さんが受け取った、ある特集にかくされた奇妙な暗号。その謎を解くべく、エディトリアルデザイナーの木村裕治さん、ANAグループ機内誌「翼の王国」元編集長の粕谷誠一郎さん、デザイナーの川﨑洋子さんに迫ります。

続いては、編集部が注目する素材を徹底調査しご紹介する「素材調査室」
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さわり心地がサラッとしたパウダーレスインキ、T&K TOKAの「ベストワン キレイナ」を徹底紹介。そもそも、パウダーって何なの? パウダーがないと、どんないいことがあるの? そんな疑問もすべて氷解。さらに、パウダーレスインキ「キレイナ」と一般油性オフセットインキ、UVオフセットインキで同じ写真とイラストを刷ったサンプルを綴じ込み、手触り感やインキグロス感を見て触って比べられます。

印刷加工・紙業界でその道何十年のベテランを訪ねるインタビュー「名工の肖像」には、自動面付け製版カメラ発案をはじめ、製版カメラや印刷にさまざまな革命をもたらした平河工業社の和田和二社長が登場。
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DOMMUNE×デザインのひきだし連動企画・デザイン番組「アノニマスデザイン史」今回のゲストはアートディレクターの仲條正義さんと長嶋りかこさん。
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本誌アートディレクターの佐藤直樹さん(アジール)とフリー編集者の上條桂子さんがホストを務め、年の差なんと48歳というゲストのお二人が触れてきた色や造形、文化についてお聞きしています。

大日本タイポ組合 塚田哲也さんの新連載・コラム「俺にagree」は、えっ、こんなところに載ってるの!?
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そのほか、佐藤直樹さんの連載「デザインを考えない」、伊勢丹新宿店にニューオープンした活版印刷・箔押し工房の紹介などなど、特集以外の連載記事も盛りだくさんの内容でお届けします!

『デザインのひきだし25』、みなさまどうぞよろしくお願いします!
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「デザインのひきだし25」グラフィック社編集部 編
特集は「折る、抜く、削る、貼る、凸凹させる 保存版・紙の加工大全」
ISBN:978-4-7661-2802-4
発売日: 2015/6/5
Amazonの予約はこちら。
hontoの予約はこちら。
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by design_hikidashi | 2015-05-27 13:30 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし25』まもなく発売です!

ここ数号、「1冊まるごと大特集」を続けてきた『デザインのひきだし』。22号で「紙」、23号で「製本」、24号で「印刷」の大特集を組んできました。そしてまもなく6月上旬に発売になる25号では、「紙の加工」の大特集を組んでいます。

まずは簡単に特集のご紹介を。

「折る、抜く、削る、貼る、凸凹させる 保存版・紙の加工大全」特集!

紙は印刷しただけでも製品になります。でも、折ったり、型抜いたり、貼ったり、削ったりとさまざまな紙加工を施すことで、平面が立体、半立体になったり、凹凸から影ができたりと、印刷しただけでは得られない表現が可能になります。

本特集では、紙を折る、型抜く、削る、貼る、凸凹させるなど、ありとあらゆる紙の加工を基礎から応用まで、写真と図解による誌上工場見学記事と豊富な実物サンプルでしっかりご紹介。紙の加工のことを知りたい人にうってつけのガイドブック、永久保存版です!

* * *

では、まずは表紙をご覧ください。
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細かいイラストがデザインされた表紙です。
単に印刷されているだけでしょうか。いえいえ、実はこの表紙……
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こんなふうに、絵柄に合わせて細かく紙が抜かれた超絶加工なんです!

この気の遠くなるような細かさは、レーザーカットだからこそ実現可能。とはいえこれだけの細かい絵柄を1万部分抜くには、大変な作業時間がかかります。今回、表紙の加工に協力してくれたTAISEIの高速機でも2週間。一般的なレーザーカット機だとその10倍は時間がかかるという恐ろしい表紙。

しかもこの表紙、手貼りではなく、製本機で自動で糊付け、つまり普通に機械製本しているのです。これは図書印刷の創意工夫で可能になったもの。

なんでそんなことが可能だったの? という表紙制作の秘密は、本誌記事「表紙はこうしてつくられた」をぜひお読みください。

さて、特集の内容を見ていきましょう。
今回も23号の「製本」、24号の「印刷」特集同様、大誌上工場見学を敢行。
紙を切る、抜く、削る、折る、貼る、凸凹させるなどさまざまな加工を行う工場を訪ね、現場写真と図解で、その加工がどんなしくみでどんな風に行なわれているのか、その特徴や依頼するときの注意点、使い分けのポイントなどを詳しくご紹介しています。

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印刷加工にはつきものと言ってよいくらいの「断裁」に、実は奥深いポイントがあると知り驚嘆したり、巻き取り紙を平判に断裁する現場や、紙以外の素材の断裁について紹介したり。

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抜く加工では、平打抜き機、ブッシュ抜き、ポンス抜き、レーザーカットのそれぞれについて、何ができて何ができないのか、どんな特徴があるのかをご紹介して、使い分けのポイントを説明したり。

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削る加工では、高級パッケージの角をきちんと出すために施されるVカット加工や、いまやできるところは誌面でご紹介した加工所以外にほとんどない「ギザ削り」「ノメリを出す」「コバ付け、裏押し」といった紙の縁を削ったり、箔押しする加工を掲載したり。

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折る加工では、基本の折りとその種類から、機械でできる特殊な折りの数々をご紹介。

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貼る加工では、合紙の現場や、どんな紙でもシールにしてしまう粘着加工を解説。

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さらに、ここまでの分類に入らない加工……、エンボスロールや凸和紙・黒凸、カードの縁を色で染めるボーダード加工、紙に独特の透け感をもたらすロウ引き、型抜きしながら台紙に別の紙を嵌めこむ紙象嵌、エンボス加工としての点字、封筒や紙袋などをつくる製袋加工、プリントした紙を積層してつくる3Dプリント「Mcor IRIS」など、実にさまざまな加工をご紹介しています。

もちろん今回も、実物付録もりだくさん!
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※この写真で全部ではありません!

めずらしい紙加工の実物サンプルがいろいろ入っているのですが、たとえば……
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これは、色づけした糊を透ける紙の裏に刷って付せんにしたもの。

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こちらは「凸和紙」。彫刻版で押したような繊細な凸凹のエンボスが和紙の表面に施されているが、裏面が平らという不思議な加工!(通常のエンボス加工では、裏面が必ず凹みます)

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これはカードの縁を色で染めるボーダード加工。職人の手作業によるもので、その発色と均一な幅の美しさは必見。しかも2色づかいはとてもぜいたくな仕様。

ほかにも、いつまでもパタパタとめくり続けてしまうフラッパー、手作業なしでポップアップができるくじゃく折り、ポンス抜き、ノメリを出した金付けカード、平打抜き機でつくった「かみのばね」などの特集連動紙加工サンプルが付録として入っています。それぞれの加工の魅力を、ぜひ実物でお確かめください。

* * *

さらにもうひとつ、今回必見、注目の記事が、
「トレーディングカードゲーム『WIXOSS』のすごい制作現場徹底紹介」

最近のトレーディングカードを手にとって見たことはあるでしょうか?
たかがカードと侮るなかれ。なにしろデザインと印刷加工がすごいのです。なかでも美麗な絵柄と、凝りに凝った豪華な加工でプレイヤーから一目置かれているのが、タカラトミーの「WIXOSS(ウィクロス)」。

トレーディングカードの印刷加工現場は非公開であることが多いのですが、今回、めったに見られないその制作現場を徹底紹介。それがこの特別記事です。
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しかも、驚くなかれ。この記事、本誌限定スペシャルカード付きなのです!!
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蒸着ホイル紙にCMYK+白を印刷し、スクリーン印刷で擬似エンボス(FVP)とラメ、さらに金の箔押しという印刷加工てんこ盛りなスペシャル「WIXOSS」カード。この仕様は「WIXOSS」でも初めてとのこと。完成までの制作過程や、版のデータも惜しみなく記事でご紹介しています。

「デザインのひきだし25」でしか手に入らないスペシャル限定カード、その印刷加工のすごさは、ぜひ実物でご覧ください。

そんなわけで、今回の「デザインのひきだし25」は、早めのお求めをおすすめします。
Amazonではすでに予約受付がスタートしています。ぜひよろしくお願いします!

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「デザインのひきだし25」グラフィック社編集部 編
ISBN-10: 4766128028
ISBN-13: 978-4766128024
発売日: 2015/6/5
Amazonの予約はこちら。
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by design_hikidashi | 2015-05-26 16:53 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし24』印刷大図鑑、発売です!

この数カ月は、あちこちの印刷所めぐりをしていた本誌編集部。「いつもじゃないか」というツッコミが入るかもしれませんが、さにあらず。これまで行ったことのなかった印刷所、見たことのなかった印刷機や印刷手法が、まだまだたくさんあったのです。そしてその成果が、ようやく一冊にまとまりました。

2月初旬に発売となった『デザインのひきだし24』の特集は、「印刷大図鑑 超基本から応用まで。」です!

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今回も、前回の「製本特集」同様、巻末特集やミニ特集などは一切設けず、印刷一筋の大特集となっています。

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なにしろ「印刷」とひと言で言っても幅広い。昔から、凹版・凸版・孔版・平版で4大版式と呼ばれてきましたが、それぞれの版式のなかにも、いくつにも分化した特徴ある印刷が各種あります。さらに現代では、「版」を使わない印刷=デジタル印刷(オンデマンド印刷)も非常に多く使われるようになりました。

そこで本特集では、版あり・版なしどちらの印刷も含めて、さまざまな印刷所を取材し、大誌上工場見学を敢行しています!

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取り上げているのは、ベーシックなオフセット印刷はもちろん、ダイレクト製版による軽印刷、スクリーン印刷を使った特殊印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、活版印刷、凸版輪転印刷などなど……。写真をたくさん掲載し、写真だけではわかりにくいところはイラストで解説。

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それぞれの印刷のしくみと特徴が、バッチリわかる内容になっています。本特集さえ読めば、自分のつくりたい印刷物にはどの印刷をどう使えばよいのかがわかります!

ホテルのレターヘッドや高級ブランドのインビテーションなどに使われている銅版印刷(エングレービング)、老舗メーカー・ツバメノートの本文に使われている「罫引き」といった、これまであまり表に出てこなかった印刷も登場しています。

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ツバメノートこだわりのノートづくりについては、連載インタビュー企画「名工の肖像」が特集内にお引っ越しして、詳しくお聞きしています。

また、もちろん今回も、実物印刷サンプルを綴じ込んで、実際に見て触って匂いをかいで、それぞれの印刷物の魅力を感じていただけるようになっています。

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たとえばこれ↑は、銅版印刷(エングレービング)の実物綴じ込み。銅色のインキが美しく盛り上がり、繊細なラインまで精緻に印刷されているのを、ぜひその手で撫でて感じてください。

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一方こちら↑は、濃い赤の色上質紙にスクリーン印刷で銀色をがっつりと刷った実物綴じ込み。このザラッとした粒子感と銀の輝きは、インキ盛り量の多いスクリーン印刷ならではです。宇野亜喜良さんの描き文字が素敵。

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打って変わって素朴な風合いのこちら↑は、デジタル孔版印刷の実物見本。かわいい包装紙の図案を2色刷りしました。版ズレも味となってかわいいのです。

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↑これは大日本印刷の「応力発光印刷」のサンプル。しばらく光に当てた後、折り曲げたり切ったりこすったり、圧力を加えると光る新しいインキです。ぜひ暗い所でお試しください(実際に綴じ込まれているカードは、別デザインになります)。

まだまだありますよ〜。
デザイナーの祖父江慎さんの人気連載「祖父江慎の実験だもの」も、特集内にお引っ越し。盛り上げニス+箔押しが版をつくらずにできるという新しいオンデマンド加工機に挑戦。

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↑この盛り上がりを見よ! 版をつくらないオンデマンド印刷なので、1枚の小ロットからできてしまうんです。

そしてそして、オフセット印刷ではなかなか新しい表現が難しいと思っている人に朗報!
「地味な蛍光色がほしい」というデザイナーの大島依提亜さんの言葉から、デザイナー名久井直子さんも一緒にインキメーカーT&K TOKAを訪ね、蛍光色の調色実験を行なってきました。その内容をレポートしているだけでなく、そこで生まれた新しい特色を、印刷会社に入稿できるカラーチップにしてドドンと32色分、綴じ込みました!

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いますぐ試したい、素敵な色ばかりです!

そして……、
特集連動特別付録として、ミニブックも綴じ込んでおります!
その名も「DIY&プリンタートイでセルフ印刷を楽しもう」

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手軽に買える印刷や箔押し、ダイカットなどの印刷加工関連キットや、本来はこども向けだけれど大人も楽しめる、使えるプリンタートイを大紹介した全16ページのミニブックです。これを読めば、あなたの部屋は今日からミニ印刷工房に変身!

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実際に印刷してみた手順を詳しく解説しているほか、比較的手頃な価格で入手可能なDIY印刷グッズ&プリンターをご紹介しています。

……特集内容のご紹介だけで、ずいぶん長くなってしまいました。
そのほかの記事や連載については、また改めてご紹介します。

デザインのひきだし24』は、特別付録満載で、全国書店にて発売中です。ぜひお手にとってご覧ください。
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by design_hikidashi | 2015-02-10 16:55 | ただいま制作中!

「もじ部」参加者募集! 赤松陽構造さん(映画タイトルデザイン)

【2/23追記】
当選者の方に「参加決定のお知らせ」をメールにてご連絡しました。


【2/20追記】
こちらの募集は締めきりました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(2月23日頃までにご連絡の予定)ので、ご了承ください。

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こんにちは、『デザインのひきだし』編集部の雪です。
銀色のホログラム表紙が不思議に輝く『デザインのひきだし24』が書店店頭に並び始めているところですが、本日はその次の25号(2015年6月初旬発売)掲載の連載企画「もじ部 ~フォントの目利きになる!~」参加者募集のお知らせです。

今回のもじ部長は、映画タイトルデザインの第一人者である赤松陽構造さん。

赤松さんは、黒木和雄、北野武、黒沢清、阪本順治、周防正行監督作品など、これまで40数年間で400本以上の映画タイトルを手がけてこられました。「映画タイトルデザイン」というと、タイトルだけをデザインすると思われるかもしれませんが、実はオープニングからエンドマークに至るまで、映画に登場するすべての文字のデザインとディレクションを行なうお仕事なのです。今回は、赤松さんの仕事場を訪ね、映画タイトルデザインとはどんなお仕事なのか、赤松さんはどんなふうに、どんな道具を使って映画タイトルをつくられているのか、実演も交えながらお話しいただきます。

以下、詳細です。

* * *

【デザインのひきだし連載企画「もじ部」概要】

文字の良し悪しって、どうやって判断したらいいんだろう? 文字デザインの制作背景や作り手の意図がわかったら、書体選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。

そんなふうに思っている『デザインのひきだし』読者に集まっていただき、フォントメーカーや個人の書体デザイナーの方など文字の作り手の仕事場を訪ねて、制作背景やコンセプト、考えかたなどを、じかに教えていただこうという企画です。今回はフォントのデザインとは離れますが、「文字を見る目」を養い、そのデザインや使い方をどう考えるかという面で、参考になること間違いなしです。

この連載企画では、毎回、読者の方から参加希望者を募集します。第14回「もじ部」の開催概要は以下のとおり。文字づくりの現場に直に触れられるチャンス! とにかく文字が気になる、文字が好きというみなさん、ぜひご応募ください!

※第14回もじ部の様子は『デザインのひきだし25』(2015年6月上旬発売予定)誌面に掲載します。

【第14回「もじ部」開催概要】

●日時:2015年3月1日(日)14時~ 3時間前後
●訪問先:日映美術(東京都内) http://n-art.jp/
●もじ部長(スピーカー):赤松陽構造さん
●募集定員:4名
●参加対象者:書体、フォント、文字に興味のある方でしたら、どなたでも。フォントメーカーに勤務されている方もOKです。また、『デザインのひきだし』誌面に顔写真、お名前などが掲載されることをご了承いただける方に限らせていただきます。

【応募方法】
氏名、性別、年齢、職業(学校名)、メールアドレスに、赤松陽構造さんに聞いてみたいことを添えて、下記デザインのひきだし編集部までメールをお送りください。
メールの件名は「もじ部参加希望」でお願いします。
応募先 → hikidashi@graphicsha.co.jp

【応募〆切】
2月20日(金)午前10時まで


※定員を上回る方のご応募があった場合、抽選とさせていただきます。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(2月23日頃までにご連絡の予定

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赤松陽構造さんプロフィール:
あかまつ・ひこぞう。1948年、東京都中野区生まれ。1966年、日本大学芸術学部映画学科入学。1969年、父の急逝により、あとを継ぐかたちで日映美術において映画タイトルの仕事を始め、現在に到る。40数年間に担当した映画は400本を超える。日本タイポグラフィ協会会員、日本映画テレビ技術協会会員。第66回毎日映画コンクール特別賞受賞、平成24年度 文化庁映画功労賞受賞。
http://n-art.jp/

主な作品:『東京裁判』『ゆきゆきて、神軍』『うなぎ』『HANA-BI』『美しい夏 キリシマ』『顔』『ヴィヨンの妻』『Shall we ダンス?』『ウォーターボーイズ』『それでもボクはやってない』『横道世之介』『大河ドラマ「八重の桜」』他、多数。

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以上です。みなさまのご応募をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします!
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by design_hikidashi | 2015-02-09 11:47 | ただいま制作中!

「もじ部」参加者募集! アドビ 西塚涼子さん・服部正貴さん登場

【10/27追記】
当選者の方に「参加決定のお知らせ」をメールにてご連絡しました。


【10/22追記】
こちらの募集は締めきりました。たくさんのご応募、ありがとうございました。結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(10月27日頃までにご連絡の予定)ので、ご了承ください。


こんにちは、『デザインのひきだし』編集部の雪です。
透明スケスケ表紙の『デザインのひきだし23』が書店店頭に並び始めているところですが、本日はその次の24号(2015年2月初旬発売)掲載の連載企画「もじ部 ~フォントの目利きになる!~」参加者募集のお知らせです。

今回のもじ部長は、アドビタイプデザイナー・西塚涼子さんと、タイプエンジニアの服部正貴さん

アドビといえば、この夏、Googleと協力して日中韓3ヵ国語に対応できる初のオープンソースフォントを発表したことで大きな話題となりました。今回は、そんな画期的なデジタルフォント「Source Han Sans(源ノ角ゴシック)」制作の舞台裏を中心に、コンセプトをどのようにデザインに落とし込んだのか、3ヵ国語対応ということでのデザインの工夫や難しさ、デザイナーとエンジニアがどのようなやりとりをしながら書体を開発していったのかなどについて、途中過程の資料などもお見せいただきながら、お話いただきます。
仕事場も見学できるかも!?

以下、詳細です。

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【デザインのひきだし連載企画「もじ部」概要】

フォントの良し悪しって、どうやって判断したらいいんだろう? 書体の制作背景や作り手の意図がわかったら、フォント選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。

そ んなふうに思っている『デザインのひきだし』読者に集まっていただき、フォントメーカーや個人の書体デザイナーの方などフォントの作り手の仕事場を訪ね て、制作背景やコンセプト、この書体のここを見てほしいというポイント、フォント選びの考えかたなどを、じかに教えていただこうという企画です。

この連載企画では、毎回、読者の方から参加希望者を募集します。第13回「もじ部」の開催概要は以下のとおり。フォント制作の現場に直に触れられるチャンス! とにかく文字が気になる、文字が好きというみなさん、ぜひご応募ください!

※第13回もじ部の様子は『デザインのひきだし24』(2015年2月上旬発売予定)誌面に掲載します。

【第13回「もじ部」開催概要】

●日時:2014年11月5日(水)14時~ 3時間前後
●訪問先:アドビ システムズ株式会社(東京都内)
●もじ部長(スピーカー):アドビ 西塚涼子さん、服部正貴さん
●募集定員:5名
●参加対象者:書体、フォントに興味のある方でしたら、どなたでも。ただし、フォントメーカーに勤務されている方はご遠慮ください。また、『デザインのひきだし』誌面に顔写真、お名前などが掲載されることをご了承いただける方に限らせていただきます。

【応募方法】
氏名、年齢、職業(学校名)、メールアドレスに、西塚涼子さん、服部正貴さんに聞いてみたいことを添えて、下記デザインのひきだし編集部までメールをお送りください。
メールの件名は「もじ部参加希望」でお願いします。
応募先 → hikidashi@graphicsha.co.jp

【応募〆切】
10月23日(木)午前10時まで


※定員を上回る方のご応募があった場合、抽選とさせていただきます。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(10月27日頃までにご連絡の予定

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西塚涼子さんプロフィール:
1972年、福島県生まれ。アドビ 研究開発本部 日本語タイポグラフィ シニアデザイナー。
1995年、武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科卒業。1997年、アドビ システムズに入社。小塚昌彦氏の指導のもと、「小塚明朝」、「小塚ゴシック」の開発に携わる。その後、アドビオリジナルかな書体「りょう」および「りょうゴシック」ファミリー、フルプロポーショナルかな書体「かづらき」、「源ノ角ゴシック(Source Han Sans)」をリリース。1999年「ブランチレター」モリサワ国際タイプフェイスコンテスト佳作、2002年「汀花(ていか)」モリサワ国際タイプフェイスコンテスト銀賞、「かづらき」2010年NY TDC 審査員賞、2012年Letter.2 受賞。  

服部正貴さんプロフィール:
アドビ 研究開発本部 日本語タイポグラフィ シニアデザイナー。
1968年、名古屋生まれ。愛知県立芸術大学デザイン科卒業後、1994年、アドビシステムズ入社。小塚昌彦氏の指導のもと「小塚明朝」、「小塚ゴシック」の開発に携わると同時に、エレメントベースのフォント制作技術、アドビのフォント開発キット「AFDKO」を習得。アドビオリジナルかな書体「りょう」および「りょうゴシック」ファミリー、アドビオリジナル フルプロポーショナルかな書体「かづらき」の開発に参加。2014年にリリースされた「源ノ角ゴシック」では中国、韓国の書体デザイナーと協力し開発に携わる。

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以上です。みなさまのご応募をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします!
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by design_hikidashi | 2014-10-09 09:26 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし23』製本特集、発売です!

この数ヶ月、いろいろな製本会社に伺って、見て聞いて触って、ときには匂いをくんくんかいだりと、製本を思う存分堪能した本誌編集部。その成果がいよいよ発売となりました。

そう、今回は「紙を綴じる=製本加工をもっと知る!」と題して、製本加工を大特集しています。

印刷自体もおもしろい。でも印刷した後に折ったり綴じたりする。すると平面だったものが立体、半立体になって「もの」になる。そうなるとより一層たのしくおもしろくなる。いやぁ、不思議な感覚です。

今回は、巻末特集やミニ特集などは一切設けず、もう製本一筋。実はここ数年(もっとかも)、製本に関するまとまった特集や書籍は出ていないのが現状。手前味噌ながら、紙を綴じて本や冊子にするということに興味がある方、今現在そんな仕事に携わっている方には必見だと思います。ぜひ書店で現物をご覧いただきたいと思います。

それでは簡単に内容のご説明を。

製本の特集をするからには、本誌自体にもなにか工夫をと思ったのですが、おもしろかったり突飛な製本をするよりも、本書の製本構造が見えるというのがいいなと、特集をつくり始めてから思いました。そこで今回は、表紙を透明シート(PET素材)にすることで、いつもは見えない、表紙の中の部分が見えるようなしくみになっています。

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背から本文の折丁が覗きます。
……でも実はひとつ、予想外(というより、私の見通しの甘さゆえ)の出来事が。「背丁」と「背標」が透明表紙から覗いて見えるかなと思っていたんですが、今回、諸々の理由から(これはまた別の機会にご説明します)PUR糊を使ったあじろ製本になっているので、本文の折丁の背部分にあじろ穴が空いています。そのために、背標と背丁はほとんどみえなくなってしまいました……。てへへ。

でも糊がべたっとくっついて、本文が折ってできている折丁や、中に綴じ込んでいる色紙(ルシオライト)などがしっかり見えています。

そうそう、今回の表紙、実はタイトルが刷られていません。

言葉だけだと「?」と思われるかもしれませんが、透明表紙から本扉が透けて見えるので、タイトルはそちらのものが見えているという仕様です。
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表紙からもバッチリ目立つ赤、白、黒の階段状の綴じ込みは、「編集部注目PICK UP!」でご紹介している、リニューアルしたNTラシャの新色「濃赤、漆黒、無垢」の3色。ほんっとうに濃い色で美しい。さっそく別の新刊(『羊毛フェルトでつくる 小鳥のブローチ』)の帯で、デザイナーの大島依提亜さんからの提案を受け使っていますが、いいですねぇ。
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今回の製本特集は、基礎中の基礎から超応用まで、この1冊で製本のすべてがわかる(大きく出たな、自分!)記事になっています。

最初は、実験的な製本に挑戦しているさまざまな書籍や冊子をご紹介。
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上製本の表紙が透明シートでつくられていたり、カバーではなく表紙自体が折り込まれた紙でつくられていたりと、製本にちょっと詳しいつもりだった編集部の、高くなった鼻をポキンともがれたものばかりでした。

続いて、製本に一家言ある方々のインタビュー。写真集のプロ・デザイナーの町口覚さん、新潮社装幀室、印刷設計の加治屋常徳さん、文具メーカーのプラス等々、どれも含蓄あるお話に頷くばかりでした。
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そして、『村上海賊の娘』や『のぼうの城』でおなじみの作家・和田竜さんにも製本について伺っています。和田さんの本、全部「仮フランス装」でつくられているんですよ。
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続いて、一番長い記事が「誌上工場見学」。上製本、並製本、中綴じ、和綴じ、製函、そして本誌編集部が大好きなトライオートなどなど、その制作現場に密着し、多くの写真と、写真ではわかりにくい部分はイラストとを組み合わせて、まるで読者のみなさんも工場見学しているかのように思ってもらえる、詳細記事を掲載しています。
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例えば丸背の上製本の「丸み出し」や「バッキング」なんて、どうやってるかなかなかわからないですよね……。そんなところも、本誌ならわかる!
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今の世には、上製本や並製本などではくくりきれないほど、多種多様な製本があります。中にはきちんとした名前がついていないものまで(意外と多いんです)。そこで本誌では、そんなさまざまな製本を一挙にご紹介。特徴はもちろん、頼むときの注意点やどこにお願いすればできるかなど、連絡先も含めて完全網羅しています。
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また、「こんなことできる?」など、困ったときにはこのページを。例えば「スピンを複数本、かつコストを抑えてつけたい!」なんていう希望も叶うんです!
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そして今回は、ブックinブック形式の付録として「製本図鑑」というスペシャル冊子が入っています。一見、普通の本文ページに思えるかもしれませんが、この冊子自体をバコッと引き抜いてもらえれば、単体の冊子になりますので、勇気を持って(笑)ぜひ抜いてみてください。
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特集と連動して、連載も製本に関するものが満載。

「祖父江慎の実験だもの。」では、以前に実験した「いいかげん折り(折機を使って、まっすくではなく斜めに折る)」をより進化させた「いいかげん製本」にチャレンジ!
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詳細はまた後日、これだけをしっかりご紹介しますが、成功した「いいかげん製本」が投げ込み付録として入っています。ほら、端がぜーんぶいい加減な感じにおれてるでしょ?
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今回から新連載が始まりました。「文字の食卓」の正木香子さんが会ってみたい、話を聞いてみたい文字に関する方々にお話を伺う「もじのひと」。初回は特徴的な文字使い(今回初めてそんな意識で読みました!)の『めぞん一刻』の担当編集者・鈴木総一郎さんにお話を伺っています。
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とまあ、かなり饒舌になってしまったので、今日のところはここまで。連載や他の記事詳細はまた明日以降に載せさせてくださいませ。

『デザインのひきだし23』は特別付録も満載で、発売中です。全国書店でぜひご覧くださいませ。
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by design_hikidashi | 2014-10-07 17:31 | ただいま制作中!

本誌史上最厚! 『デザインのひきだし22』発売しました!

みなさま、こんにちは。
なかなか更新できませんでしたが、『デザインのひきだし22』が6月上旬に発売されました!
今回は久々の「紙」の大特集。「今だからこそ知っておきたい『紙』」です。大特集としては9号以来。

表紙はこんな感じです。

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これ、よく見るなにかが抄き込まれた紙なのです。

アップにしてみると……
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こんな感じ。実は表紙の紙はお札混抄紙で、不要になったお札古紙が紙の原料の約半分量入っています。よく見ると、確かに見たことがある柄がちらほら。当たりの表紙には、お札のホログラム部分が入っているかも!? においも独特。ぜひ実物をご覧ください。

そして22号の特徴は、とにかく厚いということ!
束厚30mm以上。重さ1kg以上。立てていただくと自立します。

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これは、標準的な厚さの21号(左)との比較。厚さ倍以上ですね。

本文はいつもとほぼ同じ、148ページなのです。しかし紙の実物見本が100枚以上入っているため、こんな厚さになりました。これだけの数の見本を一冊のなかで見られるのは貴重です。

では、内容をご紹介していきましょう。
あらためて、今回の特集タイトルは、
世界各地でつくられている紙から、
日本の和紙・洋紙まで徹底取材!

今だからこそ知っておきたい「紙」


印刷物をつくるとき、紙は切っても切れない関係です。洋紙だけでなく、日本には和紙もある。そんな紙の「今」を徹底取材してまとめたのがこの特集。新製品の紙、これから注目の紙、印刷に使える和紙など100枚以上の実物サンプルを綴じ込んでいます。

●紙の神様を詣でる旅から基本の和紙まで
 めくるめく和紙の世界をご紹介

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ブックデザイナーの名久井直子さんが紙の神様を詣で、和紙づくりの手漉き工房や機械抄き工場を訪ねる越前和紙の里の旅レポートから、和紙と洋紙の違い、和紙の種類と特徴の解説、印刷に使える和紙の紹介まで。実際に印刷工場を訪ね「なぜ和紙への印刷は難しいのか」を聞き、和紙と洋紙(グロスコート紙・上質紙)に同じデータを印刷した実際の比較見本も綴じ込みました。印刷に使える和紙の実物も各種綴じ込んでいます。

●新製品や新色から廃銘柄リストまで
 紙の最新情報と、注目の紙を一挙紹介!

ファンシーペーパーから色板紙、白系印刷用紙まで、2013年~14年までに新製品や増色した紙を一挙に紹介! 新製品ではないけれど、これから注目したい紙も多数掲載。また、それらの多くの紙の実物サンプルを綴じ込んでいます。その数、100枚超。本誌史上最大です。実際の紙を目で見て、触れて、その魅力をお確かめください。廃銘柄リストなど、仕事に役立つデータも掲載しています。
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実物サンプルがたくさん!
その数、新製品46種類+注目の紙59種類。

●紙の見つけ方がわかる!
 紙見本帳の入手方法を掲載

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紙を探したい、選びたいというときには、まず、実物を触ってみないと始まりません。そこでまず必要になるのが紙見本帳やサンプルです。本文用紙からファンシーペーパー、板紙、和紙まで、いま入手できる紙見本帳と、その入手方法、問合せ先を掲載しています。

●紙×インキトライアル12枚!
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さらに、色紙に蛍光インキを刷るとどうなるかを実験した「紙× インキ・トライアル」12 枚を実物綴じ込み! 色紙に色を刷り重ねるというだけでも予想がつかないのに、蛍光インキで印刷するとなると、なおさら。蛍光インキをさまざまな色紙に刷ってみるトライアル、必見です。

●本文選びに役立つと大好評!
 「紙厚比較早見表 2014年版」

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各種本文用紙にどれくらいの厚さのものがあるのか、メーカーを問わず比較できる一覧表「紙厚比較早見表」。過去2回、付録としておつけして好評いただいていたこの表の最新版を作成しました。今回は、本文用紙でいま最もよく使われる「嵩高紙」が一目でわかりやすいよう、銘柄名の下に「嵩高」マークをつけました。コート紙や上質紙、書籍用紙など、各ジャンルにどんな紙があるのかの参考にもなります。ぜひご活用ください。

……まだまだご紹介しきれない!
そのほかの内容は、また来週お伝えします。

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『デザインのひきだし22』

今特集は「今だからこそ知っておきたい『紙』」。
本誌史上最大枚数の実物サンプル綴じ込みと
共に、世界と日本の紙について徹底特集します。


自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第22号である今号では「世界各地でつくられている紙から、日本の和紙・洋紙まで徹底取材! 今だからこそ知っておきたい『紙』」を特集します。

印刷物には欠かせない紙。日本には印刷用紙だけでも9000種類以上があるといわれていて、和紙や海外の紙を含めるとその数は膨大です。そんな「紙」について、最新情報から伝統ある紙、これから注目の紙など、豊富なサンプルとともに大特集しています。

第1特集
今だからこそ知っておきたい「紙」

印刷物の要「紙」。世界中にさまざまな魅力的な紙があり、また日本には手漉き和紙、機械抄きの和紙、洋紙と、世界に誇れる品質の高さと種類の多さの紙が揃っている。そんな「紙」について徹底取材。紙の神様と和紙を訪ねた越前和紙の里、印刷加工に使っていきたい新製品を全品紹介や、見本帳に載っていない紙、編集部おすすめの紙など、史上最大の綴じ込み付録とともにドドンと掲載しています!

スペシャル記事
インド「Tarabooks」のゆかいな本づくり

一目見たら、誰もが魅了される絵本。インドの出版社「Tarabooks(タラブックス)」は、インド国内でつくった手漉き紙に、手摺りのシルク印刷を施した、力強く鮮やかな絵本をたくさんつくっています。どうしてこんな本がつくれるのか、どんな本をだしているのか(日本国内で買える2冊も)をリポートします。

特別付録 
2013~14発売の紙の新製品46種類
+今だからこそ注目したい紙59種類
+紙×インキトライアル12枚
+ポットワックス加工(祖父江慎の実験だもの)
+紙厚比較早見表〈最新版〉

2014年6月発行
B5判
総144頁
定価:本体2,000円(税別)
978-4-7661-2648-8 C3070
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by design_hikidashi | 2014-06-13 16:12 | ただいま制作中!

「もじ部」参加者募集! イワタ・山形事業部(フォント制作部)を訪問

【6/23追記】
当選者の方に「参加決定のお知らせ」をメールにてご連絡しました。


【6/19追記】
こちらの募集は締めきりました。たくさんのご応募、ありがとうございました。結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(6月23日頃までにご連絡の予定)ので、ご了承ください。



こんにちは、『デザインのひきだし』編集部の雪です。
まもなく、本誌史上最厚の『デザインのひきだし22』が書店店頭に並び始めるところですが、本日はその次の23号(10月初旬発売)掲載の連載企画「もじ部 ~フォントの目利きになる!~」参加者募集のお知らせです。

今回のもじ部は、山形県天童市で開催。イワタ明朝体オールドやイワタUDゴシック、朝日新聞書体などを開発している株式会社イワタの山形事業部(フォント制作を担当)を訪問します。同社書体のデザインコンセプトから、デザイナーと制作現場がどのようなやりとりをしながら書体を開発していくのか、その過程を、現場を見学しながらお話いただきます。

イワタ書体を手がける監修者の橋本和夫さん(元写研/書体デザイナー)技術部の水野昭さんなどにも同席いただく予定。ここでしか聞けない話が聞けそうです!

以下、詳細です。

* * *

【デザインのひきだし連載企画「もじ部」概要】

フォントの良し悪しって、どうやって判断したらいいんだろう? 書体の制作背景や作り手の意図がわかったら、フォント選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。

そんなふうに思っている『デザインのひきだし』読者に集まっていただき、フォントメーカーや個人の書体デザイナーの方などフォントの作り手の仕事場を訪ねて、制作背景やコンセプト、この書体のここを見てほしいというポイント、フォント選びの考えかたなどを、じかに教えていただこうという企画です。

この連載企画では、毎回、読者の方から参加希望者を募集します。第12回「もじ部」の開催概要は以下のとおり。フォント制作の現場に直にふれられるチャンス! とにかく文字が気になる、文字が好きというみなさん、ぜひご応募ください!
※第12回もじ部の様子は『デザインのひきだし23』(2014年10月上旬発売予定)誌面に掲載します。

【第12回「もじ部」開催概要】

●日時:2014年7月8日(火)13:30~ 3時間前後
●訪問先:株式会社イワタ 山形事業部(山形県天童市/天童駅より徒歩10分)
 ※当日は現地集合・現地解散です。交通費は各自ご負担ください。
●もじ部長(スピーカー):イワタ デザイン部(橋本和夫さん、本多育実さん)、技術部(水野昭さん)、山形事業部(フォント制作部)のみなさん
●募集定員:5名
●参加対象者:書体、フォントに興味のある方でしたら、どなたでも。ただし、フォント制作に関わるお仕事をされている方はご遠慮ください。また、『デザインのひきだし』誌面に顔写真、お名前などが掲載されることをご了承いただける方に限らせていただきます。

【応募方法】
氏名、年齢、職業(学校名)、メールアドレスに、株式会社イワタの書体デザイナー、技術部、フォント制作部の方々に聞いてみたいことを添えて、下記デザインのひきだし編集部までメールをお送りください。
メールの件名は「もじ部参加希望」でお願いします。
応募先 → hikidashi@graphicsha.co.jp

【応募〆切】
6月19日(木)午前10時まで

※定員を上回る方のご応募があった場合、抽選とさせていただきます。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(6月23日頃までにご連絡の予定)

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株式会社イワタ
デジタルフォントの開発・販売を行う株式会社イワタは、1920(大正9)年に設立された岩田活版母型製造所(後の岩田母型製造所)がルーツ。1950年代にベントン彫刻機を導入し、母型の高精度化と大量生産を実現。日本最大の母型製造工場に成長。2001(平成13)年、株式会社イワタに名称を変更し、現在に至る。
山形県天童市の山形事業部(フォント制作部門)は、1988(昭和63)年に設置。以来、同社のアウトラインフォントとドットフォントの制作を手がけている。
http://www.iwatafont.co.jp/


橋本和夫さんプロフィール
1935年大阪生まれ。1955年モトヤ入社。1959年には写植機製造開発、書体制作などの大手・写研に入社。石井宋朝体の制作にあたる。1960~90年代には、本蘭明朝体をはじめ、写研で制作発売された書体を監修。また、本蘭明朝体の仮名、教科書体硬筆仮名、横組専用仮名などの各書体の仮名デザインも担当した。1997年、写研を退職。現在、株式会社イワタの顧問として、文字の監修作業を行っている。
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以上です。みなさまのご応募をお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします!
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by design_hikidashi | 2014-06-05 11:09 | ただいま制作中!

「もじ部」参加者募集! 英Monotype社・大曲都市さん登場!

【3/3追記】
当選者の方に「参加決定のお知らせ」をメールにてご連絡しました。


【2/28追記】
こちらの募集は締めきりました。たくさんのご応募、ありがとうございました。結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(3月4日頃までにご連絡の予定)ので、ご了承ください。


こんにちは。編集部・雪です。
オフセット印刷を大特集した『デザインのひきだし21』が書店に並び始めたところですが、「もじ部」では早速、次の『デザインのひきだし』22号の参加者を募集します。

次号22号(6月初旬発売)の「もじ部長」は、英Monotype社で欧文書体デザイナーとして活躍中の大曲都市さん。先日NY TDC受賞のニュースも飛び込んできた書体「Metro Nova」の開発背景や制作過程を中心に、大曲さんのお仕事についてたっぷりお話いただきます。

以下、詳細です。

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【デザインのひきだし連載企画「もじ部」概要】

フォントの良し悪しって、どうやって判断したらいいんだろう? 書体の制作背景や作り手の意図がわかったら、フォント選びがもっと楽しく豊かな時間になるかもしれない。

そんなふうに思っている『デザインのひきだし』読者に集まっていただき、フォントメーカーや個人の書体デザイナーの方などフォントの作り手を訪ねて、制作背景やコンセプト、この書体のここを見てほしいというポイント、フォント選びの考えかたなどを、じかに教えていただこうという企画です。

この連載企画では、毎回、読者の方から参加希望者を募集しています。開催概要は以下のとおり。
※第11回もじ部の様子は『デザインのひきだし22』(2014年6月上旬発売)誌面に掲載します。

【第11回「もじ部」開催概要】

●日時:2014年3月14日(金)19:00~21:00頃
●開催場所:東京都内(新宿近辺)
●もじ部長(スピーカー):英Monotype社 大曲都市さん
●募集定員:5名
●参加対象者:書体、フォントに興味のある方でしたら、どなたでも(フォント制作関係者の方もOKです!)。また、『デザインのひきだし』誌面に顔写真、お名前などが掲載されることをご了承いただける方に限らせていただきます。

【応募方法】
氏名、年齢、職業(学校名)、メールアドレスに、「大曲さんに聞いてみたいこと」を添えて、デザインのひきだし編集部までメールをお送りください。
メールの件名は「もじ部参加希望」でお願いします。
応募先 → hikidashi@graphicsha.co.jp

【応募〆切】
2月28日(金)午前10時まで


※定員を上回る方のご応募があった場合、抽選とさせていただきます。
※結果は当選者にのみ、メールにてお知らせいたします(3月4日頃までにご連絡の予定)

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大曲都市さんプロフィール:
英国Monotype社 欧文書体デザイナー。福岡生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業後、2011年、英レディング大学のMA書体デザインコース(MA Typeface Design)を卒業し、Monotype社の欧文書体デザイナーとなる。現在、ロンドン勤務。主な制作書体に、Google FontsのTangerine、MA書体デザインコースでデザインしたMarco(PDF)などがある。欧文以外にも、キリル文字、ギリシャ文字、モンゴル文字のデザインも手がけている。
http://tosche.net/

Monotype社とは:1887年に創立以来、金属活字の自動鋳植機を主力製品としながら、Times New Roman、Bembo、Gill Sansなど数々の名作書体を生み出してきた伝統ある企業。近年ではLinotype、ITC、Bitstreamなどの書体会社を買収し、世界一の書体ライブラリの規模となっている。
http://www.monotype.com/

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以上です。
みなさまのご応募をお待ちしています!
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by design_hikidashi | 2014-02-13 11:17 | ただいま制作中!

『デザインのひきだし21』小冊子がすごいのだ!

さて、これまで2回にわたり、2014年2月上旬発売の『デザインのひきだし21』についてご紹介してきましたが、まだ紹介は続きます。

※これまでの2回はこちら。
『デザインのひきだし21』発売です!
『デザインのひきだし21』巻末特集や連載はこんな感じ。

今回の「ひきだし」には、特別付録の小冊子がついているんです!
その名も
もじモジ座談会
「フォントデザインについてあれこれ語りました!」


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出席してくださったメンバーがすごい。
小宮山博史さん(佐藤タイポグラフィ研究所)
 手がけた書体:平成明朝体、日本の活字書体名作精選など
藤田重信さん(フォントワークス)
 手がけた書体:筑紫書体ファミリーなど
鳥海修さん(字游工房)
 手がけた書体:ヒラギノシリーズ、游書体ライブラリー(游明朝体、游ゴシックなど)
小林章さん(モノタイプ社)
 手がけた書体:Akko、Cliffordなど
祖父江慎さん(コズフィッシュ)
 手がけた書体:ツルコズ、ウサコズ

…という、そうそうたる書体デザイナーの方々と、文字に詳しいブックデザイナーによる座談会なのです。

立場もつくる書体もそれぞれ異なる方々が、書体デザインや書体のつくり方について、ざっくばらんに意見をぶつけあう様子は、時にスリリングで、とても濃密。そのお話をできるだけ余さず誌面に収録しました。

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書体の好きな「文字っ子」のみなさんも、使い手として書体にちょっと興味がある、文字のことをもう少し知りたいという方も楽しめる内容になっていると思います。

ここでしか読めない話が盛りだくさんです。

というわけで、『デザインのひきだし21』をよろしくお願いします!
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by design_hikidashi | 2014-02-12 10:06 | ただいま制作中!