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デザインのひきだし・制作日記

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本誌史上最厚! 『デザインのひきだし22』発売しました!

みなさま、こんにちは。
なかなか更新できませんでしたが、『デザインのひきだし22』が6月上旬に発売されました!
今回は久々の「紙」の大特集。「今だからこそ知っておきたい『紙』」です。大特集としては9号以来。

表紙はこんな感じです。

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これ、よく見るなにかが抄き込まれた紙なのです。

アップにしてみると……
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こんな感じ。実は表紙の紙はお札混抄紙で、不要になったお札古紙が紙の原料の約半分量入っています。よく見ると、確かに見たことがある柄がちらほら。当たりの表紙には、お札のホログラム部分が入っているかも!? においも独特。ぜひ実物をご覧ください。

そして22号の特徴は、とにかく厚いということ!
束厚30mm以上。重さ1kg以上。立てていただくと自立します。

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これは、標準的な厚さの21号(左)との比較。厚さ倍以上ですね。

本文はいつもとほぼ同じ、148ページなのです。しかし紙の実物見本が100枚以上入っているため、こんな厚さになりました。これだけの数の見本を一冊のなかで見られるのは貴重です。

では、内容をご紹介していきましょう。
あらためて、今回の特集タイトルは、
世界各地でつくられている紙から、
日本の和紙・洋紙まで徹底取材!

今だからこそ知っておきたい「紙」


印刷物をつくるとき、紙は切っても切れない関係です。洋紙だけでなく、日本には和紙もある。そんな紙の「今」を徹底取材してまとめたのがこの特集。新製品の紙、これから注目の紙、印刷に使える和紙など100枚以上の実物サンプルを綴じ込んでいます。

●紙の神様を詣でる旅から基本の和紙まで
 めくるめく和紙の世界をご紹介

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ブックデザイナーの名久井直子さんが紙の神様を詣で、和紙づくりの手漉き工房や機械抄き工場を訪ねる越前和紙の里の旅レポートから、和紙と洋紙の違い、和紙の種類と特徴の解説、印刷に使える和紙の紹介まで。実際に印刷工場を訪ね「なぜ和紙への印刷は難しいのか」を聞き、和紙と洋紙(グロスコート紙・上質紙)に同じデータを印刷した実際の比較見本も綴じ込みました。印刷に使える和紙の実物も各種綴じ込んでいます。

●新製品や新色から廃銘柄リストまで
 紙の最新情報と、注目の紙を一挙紹介!

ファンシーペーパーから色板紙、白系印刷用紙まで、2013年~14年までに新製品や増色した紙を一挙に紹介! 新製品ではないけれど、これから注目したい紙も多数掲載。また、それらの多くの紙の実物サンプルを綴じ込んでいます。その数、100枚超。本誌史上最大です。実際の紙を目で見て、触れて、その魅力をお確かめください。廃銘柄リストなど、仕事に役立つデータも掲載しています。
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実物サンプルがたくさん!
その数、新製品46種類+注目の紙59種類。

●紙の見つけ方がわかる!
 紙見本帳の入手方法を掲載

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紙を探したい、選びたいというときには、まず、実物を触ってみないと始まりません。そこでまず必要になるのが紙見本帳やサンプルです。本文用紙からファンシーペーパー、板紙、和紙まで、いま入手できる紙見本帳と、その入手方法、問合せ先を掲載しています。

●紙×インキトライアル12枚!
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さらに、色紙に蛍光インキを刷るとどうなるかを実験した「紙× インキ・トライアル」12 枚を実物綴じ込み! 色紙に色を刷り重ねるというだけでも予想がつかないのに、蛍光インキで印刷するとなると、なおさら。蛍光インキをさまざまな色紙に刷ってみるトライアル、必見です。

●本文選びに役立つと大好評!
 「紙厚比較早見表 2014年版」

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各種本文用紙にどれくらいの厚さのものがあるのか、メーカーを問わず比較できる一覧表「紙厚比較早見表」。過去2回、付録としておつけして好評いただいていたこの表の最新版を作成しました。今回は、本文用紙でいま最もよく使われる「嵩高紙」が一目でわかりやすいよう、銘柄名の下に「嵩高」マークをつけました。コート紙や上質紙、書籍用紙など、各ジャンルにどんな紙があるのかの参考にもなります。ぜひご活用ください。

……まだまだご紹介しきれない!
そのほかの内容は、また来週お伝えします。

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『デザインのひきだし22』

今特集は「今だからこそ知っておきたい『紙』」。
本誌史上最大枚数の実物サンプル綴じ込みと
共に、世界と日本の紙について徹底特集します。


自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第22号である今号では「世界各地でつくられている紙から、日本の和紙・洋紙まで徹底取材! 今だからこそ知っておきたい『紙』」を特集します。

印刷物には欠かせない紙。日本には印刷用紙だけでも9000種類以上があるといわれていて、和紙や海外の紙を含めるとその数は膨大です。そんな「紙」について、最新情報から伝統ある紙、これから注目の紙など、豊富なサンプルとともに大特集しています。

第1特集
今だからこそ知っておきたい「紙」

印刷物の要「紙」。世界中にさまざまな魅力的な紙があり、また日本には手漉き和紙、機械抄きの和紙、洋紙と、世界に誇れる品質の高さと種類の多さの紙が揃っている。そんな「紙」について徹底取材。紙の神様と和紙を訪ねた越前和紙の里、印刷加工に使っていきたい新製品を全品紹介や、見本帳に載っていない紙、編集部おすすめの紙など、史上最大の綴じ込み付録とともにドドンと掲載しています!

スペシャル記事
インド「Tarabooks」のゆかいな本づくり

一目見たら、誰もが魅了される絵本。インドの出版社「Tarabooks(タラブックス)」は、インド国内でつくった手漉き紙に、手摺りのシルク印刷を施した、力強く鮮やかな絵本をたくさんつくっています。どうしてこんな本がつくれるのか、どんな本をだしているのか(日本国内で買える2冊も)をリポートします。

特別付録 
2013~14発売の紙の新製品46種類
+今だからこそ注目したい紙59種類
+紙×インキトライアル12枚
+ポットワックス加工(祖父江慎の実験だもの)
+紙厚比較早見表〈最新版〉

2014年6月発行
B5判
総144頁
定価:本体2,000円(税別)
978-4-7661-2648-8 C3070
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by design_hikidashi | 2014-06-13 16:12 | ただいま制作中!
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