ゴールデンウィークのまっただ中。朝の電車もすいてるし、連絡も少ないし、仕事が捗りますな。
さて、告知が遅くなってしまいましたが、東京の青山ブックセンターで開催した「
『デザインのひきだし』の押し入れ展」が、現在、パワーアップして、大阪・梅田にある
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店にて開催中です。
今回も、さまざまな試作や校正紙、本誌製作につかった抜き型や箔版など、いろいろ展示しています。東京と違うものとしては、『デザインのひきだし⑤』の表紙は、エンボス箔押しをしていますが、箔の色が1色(銅色)だったこともあり、たいていの方は「1度押し」でつくっていると思われているかと。
でも実はこれ、エンボスや微細エンボスがある部分と、平面な通常の箔押し部分は、分けて加工しているんです。というのも、それぞれにかける圧力が違うので、2版に分けないとうまく再現できないということで、1度押しに見えるのに、実は2つに分けているという、なんとも贅沢な仕様になっています。
今回の展示では、それぞれの版をテスト押ししたものが出てきたので、それも展示しています。テストを見てから本物の表紙を見ると、また違った印象を受けるのではと思います。
東京と同じく、自由にお持ち帰りいただけるお土産もおいてありますので、お近くに寄られた際には、ぜひご覧ください!
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『デザインのひきだし』の押し入れ展 in 大阪
場所:
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店
7階、イベントスペース
会期:2012年4月23日〜5月12日 10時~22時(最終日は15時頃まで)