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デザインのひきだし・制作日記

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日本製紙「石巻工場の復興の歩み」展が開催されますよ!

※正式なタイトルが「復興へのキセキ。」展に決まったようです。詳しくはこちらに。(1月12日追記)

2011年は3月の震災があり、それまでの価値観や考え方を考え直す機会が多くありました。ガラッと180度変わったわけではありませんが、数度変わった気がします。

震災では、製紙工場が津波の大きな被害を受け、紙の抄造ができなくなったり、在庫されている紙も荷崩れで使えなくなったり。また流通も混乱して「紙がない」という状況になりました。紙以外もインキの供給が危ぶまれたりと、今まで「なくなる」なんてことを考えたことがなかったものが、どんどん手に入りにくくなり、そんな中で本をつくる意味というのを深く考えさせられました。

でも、私にできることは、やはりそんな中でも本をつくっていく、ということなんだなというのが結論です。「どんな本をどうやってつくるか」それが大事なんだと思っています。少しずつ、その思いを形にできればと思っていますので、今年もどうぞよろしくお願い致します。

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さて、今日、うれしいメールをいただきました。日本製紙の方からです。昨年3月の震災で甚大な被害にあった石巻工場の復旧が進み、その復興の歩み展が開かれるというお知らせでした。

「石巻工場の復興の歩み」展

日本製紙の基幹工場でもある石巻工場。その復興の様子の写真や映像、復旧後の製品等が展示されるそうです。

日時:1月17日(火)−19日(木) 10:00−17:00
場所:日本製紙 竹橋本社ビル9F 竹橋ペーパーギャラリー

Webで「日本製紙 石巻工場」で画像検索すると、その被害の様子を写した多くの写真が見つかります。ここからどう復旧していったのか、ぜひ私も見に伺いたいと思います。

石巻工場の現状ですが、

瓦礫の処理を終え、電力設備から復旧させ東北電力経由で地域への電力供給を開始しました。またボイラーという設備で地域の瓦礫を現在処理しています。製紙マシンの方は、嵩高紙を生産している8マシン、塗工紙・グラビア紙を生産している4コーターの復旧が完了し、まだ3割程度の復旧状況ですが、ようやく復興への光が見えてきました。

とのことです。こちらでつくられている紙のひとつ「フロンティタフ」も、震災で供給がストップしていましたが、昨年12月12日のリリースで販売再開のうれしい知らせがありました。

私は、こうしてできた紙を、無駄なく、でもできるだけたくさん適材適所で使っていきたいと思います。
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by design_hikidashi | 2012-01-06 13:01 | イベント・展覧会・新製品情報
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