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デザインのひきだし・制作日記

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清水金之助さんの本

あっという間に今年も12分の1が過ぎてしまいました。この間お正月だったはずなのに……。

『デザインのひきだし12』は、早いところでは今週末くらいに書店に並びます。明日、詳しい内容などご紹介させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

その前に、今日は、『デザインのひきだし6』でも取材させていただいた、活字の種字直彫り職人・清水金之助さんの本をつくることについてお知らせをアップさせていただきます。

清水さんは、御歳89歳の活字地金彫刻師。活字地金彫刻師とは、活字の元になる種字を、鉛の棒に直に彫って作り上げる職人のこと。清水さんは14歳で弟子入りした後、途中長いブランクはあるものの、現在もご自分のペースで種字を彫られています。

といっても、もう活版印刷自体が、印刷の主流から外れて久しく、新たな母型をつくることもなくなっている現在、仕事として種字を彫ることはなく、ご自分の技術を、私たち活字全盛期を知らない世代などに見せてくださる目的もあって、彫っていらっしゃるのです。

もう、全国でも数えるほどしか残っていらっしゃらないであろう活字地金彫刻師。その清水さんのこれまでの軌跡を、今だからこそ本として記録し、後世に残したい。そうした思いから『活字地金彫刻師・清水金之助の本』(仮)をつくろうと、編集者・ライターの雪朱里さんが発起人となり、「つくる会」を立ち上げました。

残念ながら、商業出版として本を刊行する目処がたたず、それでも出したいという思いからの「つくる会」です。そのため、出版資金のご協力を、主旨にご賛同頂ける方にもお願い致したいと思っております。

私がうだうだ説明するより、発起人の雪さんが書いてくださったものが、しっかりまとまっていますので、そちらをご覧いただければと思います。

【活動趣旨】『活字地金彫刻師・清水金之助の本(仮)』をつくります。

「清水金之助の本」刊行基金にご協力のお願い

こちらをお読み頂き、ご賛同頂ける方がいらっしゃいましたら、ぜひともご協力のほど、よろしくお願い致します。

書籍は現在、清水さんご自身でのチェックが終了し、また校閲協力の小塚昌彦さんによるチェックも進んでおります。この後、活版での組版印刷にむけて、動き出すところです。進捗状況はこちらのブログでも随時、お知らせ致します。
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by design_hikidashi | 2011-02-01 13:06 | その他
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