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デザインのひきだし・制作日記

dhikidashi.exblog.jp

みなさま、良いお年を。

今日で弊社も仕事納め。仕事が終わろうが終わるまいが、とにかく会社は閉まってしまいます。こんなことを書く、ということは、ええ、ええ、私は仕事はまったく終わっていません。おせち料理食べながら原稿書くことにします。

今年は無事にデザインのひきだしを3冊出すことができました。

9号は「紙の魅力をもっと知る」で、ファンシーペーパーなどの印刷用紙はもちろん、印刷用紙の見本帳には入っていないような生活の中の紙や工業用紙などもご紹介しました。セメント袋の紙とか、鮪を包む緑の紙、お札の帯紙、クリーニングのタグの紙など、どれもステキな紙ばかり。意外に平判で購入できるものがあることがわかり、自分でも勉強になりました。

10号は「凸版・活版印刷でいくのだ!」。ここ数年、若い人たちに急速に広まっている感じを受ける活版印刷、凸版印刷について特集しました。さまざまなトライアルも実現し、どれもすばらしい仕上がりの実物サンプルを綴じ込むことができ、うれしい1冊でした。

11号は「インキの魔術師」。主にオフセット印刷で使えるインキについて、金銀とひとくちに言ってもどんなインキがあるのか、濃い墨インキってどんなものがあるのかなどなど、紙違いの刷り比べも含めたインキ見本帳も豊富に綴じ込み、手前味噌ですが自分でも役立っている1冊です。

これ以外にも、ひきだしの巻頭連載「装丁道場」をまとめた単行本、その名もズバリ『装丁道場 〜28人がデザインする『吾輩は猫である』』も刊行できました。vol.7までにご登場いただいた方全員と、本誌ADのアジール佐藤直樹さんに新たにデザインしていただいたもの含め、28作品をご紹介しています。

他にも、『印刷・加工DIYブック』『予算がなくてもステキなデザインのフライヤー・コレクション』などをつくるこができ、それに伴って、多くの方に出会い、いろいろなことを教えていただいた1年でした。本当にどうもありがとうございました!

来年は、『デザインのひきだし12』でまずお目にかかります。今回は紙の抜き加工を中心とした紙の加工特集。もう、色校や試作があがるたびに「ひゃー!」とか「わーっ!」とか、あまりのステキさに悲鳴を上げている毎日です。2月頭にはみなさまにお届けできると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。ブログを見て下さった方だけに、本誌のテスト抜きの画像をチラ見せ。

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今年は景気も悪く、いろいろ嫌な話を耳にすることも多い年でした。また大事な人が世を去ってしまった連絡もありました。でも、それでも、うれしい話や素晴らしい話もたくさん耳にし、また自分自身でもそんな幸せなことを感じる機会も多くありました。そんなさまざまなことを抱え、来年ももっともっと頑張って、デザイナーの皆様方の引き出しが、ちょっとでも増えるよう、『デザインのひきだし』をつくっていきたいと思います。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。今年も1年、どうもありがとうございました。
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by design_hikidashi | 2010-12-28 11:04 | その他
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