今回はほんっっとうに校了できないと思っていましたが、なんとか発売日に間に合いました(苦笑)。ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
というわけで、『デザインのひきだし11』がいよいよ書店店頭に並びます。今回は地券紙にインキべったり表紙+光り物のイワシのような小口が目印です!
個々については、また追って、このブログでご紹介していきますが、まずは全体のご紹介を。
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『デザインのひきだし11』
デザイン・印刷・紙・加工テクニック情報が満載!
今回は2大特集。「インキの魔術師」+「こんな印刷・加工 どこでできるか探してた!」
自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第11号である今号では「インキの魔術師」と題し、使いこなせば低コストで特殊な印刷威力を発揮できる、オフセット印刷用インキを特集。またもう1つの特集として、今まで頼みたいけど、どこでいくらくらいでできるかわからなかった、紙への刺繍や薄紙への印刷などをご紹介した特集2も、付録満載で読み応抜群。永久保存版の1冊です。
特集1●「インキの魔術師」
印刷物にかけられる予算が激減している昨今。それでも、人の目に留まり、注目を集める印刷物のデザインが求められています。そんなとき、いつも使っているオフセット印刷で、インキを特殊なものに変えてみれば、さほど予算アップせずとも、またものによってはプロセス4色より安く、効果的な印刷をすることができるのです。そんな知られざる様々なインキを、豊富な実物サンプルとともにご紹介。12種類の墨インキや多数の金銀インキ、蛍光インキなどをコート紙と上質紙に刷り比べた見本帳や、祖父江慎さんの「実験だもの」が特集内で特別実験。2種類の透かしインキを使った「妖怪お札」をトライアル。もちろん実物も綴じ込んでます!
特集2●「こんな印刷・加工 どこでできるか探してた!」
厚紙にミシンで刺繍したり、うっすーい紙に両面印刷したり、オリジナルの透かしを入れた紙を小ロットでつくれたり、マルタックにオリジナル印刷をしたり。そんな、やってみたいけどどこで加工できるかわからないことを、一挙にご紹介!
特別付録●
インキ色チャート26枚+インキトライアル+透かし印刷入り「妖怪お札」+特殊印刷加工実物5つ+カードゲーム「kirifuda」+シナール・スペクトラ5色
造本加工●地券紙に特色刷り+ホログラム天金加工
地券紙に蛍光ピンクや蛍光イエロー、新しいシルバーなどをオフセット印刷。また小口にはホログラム箔を使用して天金加工を施し、並製本ではあり得ない造本を実現しました!
グラフィック社編集部・編 定価:2,000円(税別) ISBN978-4-7661-2180-3 C3070
B5判 総144頁(オール4色)+26枚のインキ色見本+特殊印刷・加工見本が多数付き!
amazon うーむ、amazonまた売り切れか……。はやく入荷お願いします!