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デザインのひきだし・制作日記

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疑似透かしインキの印刷実験

以前、ここでちょっとご紹介した、『デザインのひきだし』の連載「祖父江慎の実験だもの」。下の方の写真に、思わせぶりなモザイクが掛かっていますが、これについて全然ブログで触れていなかったですね。

というわけで、今日はこのお話。

いつも、新しいことに祖父江慎さんがトライしていただいている「実験だもの」、今回は「疑似透かしインキ」というものを試していただきました。インキをつくっているのは、T&K TOKA。(ちなみに、デザインのひきだしの本文ページもTOKAさんのインキです)

このインキはオフセット印刷やスクリーン印刷、また活版印刷などでも幅広く使用できるインキなのですが、ふつうのインキと違うのは、刷ったところが、まるで紙の「すかし」のように、半透明になるってこと。

上のブログのモザイク写真は、その透け感を蛍光灯にかざしてみていたところだったのです。

オリジナルの透かし入り紙をつくるのは、かなりのロットとお金が必要になってしまうことが多いですが、この疑似透かしを使えば(もちろん、紙の透かしとまったく同じではないですが)、オフセット印刷機で特色1色を刷るようなイメージで、透かしがつくれちゃうんです。これはおもしろい。

c0207090_13323552.jpg

というわけで、記事では、それを応用して紙の表裏からそれぞれ刷ってみたり、疑似透かしインキに色を混ぜたり(本来は透明)いろいろやって、合計6枚の疑似透かし実験印刷物が綴じ込まれています。気になる方は『デザインのひきだし9』をぜひ見てみてくださいねー。
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by design_hikidashi | 2010-03-11 13:33 | ただいま制作中!
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